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更新日:2012年4月2日

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さまざまな主体が連携・協力した地域活動 事例8

柏原市 子ども教室☆い・ち・み☆ 「障がいのある子どもたちに対する支援活動」

活動の概要

☆い・ち・み☆は、主に障がいのある子どもたちに対する支援活動をしているNPO法人《みんな》が行っている6つの事業のうちの一事業で、柏原市内に居住している支援が必要な小学生から高校生のための居場所づくりのことをいいます。市内の小中学校やい・ち・み事務所を活動場所としており、月6回(平日3回、土曜日3回)程度、放課後子ども教室の一つとして実施しています。平日は放課後、土曜日は午前中に活動しています。活動内容はスポーツ教室、料理教室等多岐にわたっています。また社会参加に向けた散髪体験も行っています。こうした活動を通じて、子どもたちに社会で生活していくために必要なことを体験してもらうとともに、人とつながる力を身につけてもらうようにしています。

活動のエピソード

1 多彩な体験活動の実施

スポーツ(ボール運動、エアロビクス、水泳、卓球等)全般、料理等遊びを通じての活動や、散髪体験、防災訓練等多くの活動メニューを実施することにより、子どもたちの社会参加に向けた支援に取り組んでいる。

ここがポイント1
  • 目的を明確にする
    様々な体験を通して、障がいのある子どもたちの社会参加をサポートしていくという目的を明確にもって活動している。目的を明確にすることで活動に一貫性がでて、保護者や地域の人の理解も得られやすくなる

2 休日の活動を楽しむ

土曜日にも活動を実施することにより、子どもたちにとっては学校以外の世界にふれる機会がふえる。保護者にとっても子どもたちが日中、安全安心な場所で過ごすことができることにより、その間、保護者どうしの交流が可能となる。また、子どもも保護者も緊張しないメニューを行うことで、リラックスした時間を過ごすことができる。

ここがポイント2
  • 居住地での居場所づくり
    体験活動が少ない子どもたちにとって必要なことは何か、また、保護者にとって必要なことは何かといった観点から活動内容を考えて実施するとともに、自宅の近くで活動をしていることで、近所の保護者どうしや、地域の人とのつながりができる

3 支援学校・支援学級を通した広報

参加者の募集は、月1回、市内小中学校の支援学級の児童生徒に学校をとおして案内を配布。また近隣の3つの府立支援学校には月1回スタッフが訪問し、案内を配布している。参加希望は直接スタッフに連絡するようになっている。

ここがポイント3
  • 内配布学校を経由した月ごとの案
    学校を通じて案内を配布することで、支援が必要な子どもたち全員に案内が行きわたるようにしている。また、参加希望の子どもの状況は学校から教えてもらっている

問合せ先

柏原市教育委員会社会教育課 072-972-1688

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