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食中毒を防ぐために(事業者向け)
重要!カンピロバクター食中毒が多発しています!
カンピロバクター食中毒は生や加熱不十分の鶏肉を原因として、近年全国でも多く発生しています。
カンピロバクターは生の鶏肉に高確率で付着していて、少しの菌量で発症するため、新鮮なうちに食べてもらえば大丈夫という認識は間違っています。
また、カンピロバクターは低濃度の酸素を好む性質から肉の内部に入り込むため、不十分な加熱では対策できません。
カンピロバクター食中毒を起こさないためには、生や加熱不十分な鶏肉の提供はせず、しっかり加熱する必要があります。
食中毒予防3原則
つけない | 手洗いの徹底 必要に応じて使い捨て手袋の着用 器具等の用途別使い分け、洗浄・消毒 交差汚染の防止 |
ふやさない | 温度管理の徹底 冷ましてから提供する食品は完成後、速やかに冷却し、冷蔵保管 |
やっつける | 中心温度が75℃1分以上(ノロウイルスは85℃から90℃で90秒間以上)加熱 |
食中毒予防3原則を遵守するためには、HACCPに沿った衛生管理を実施することが不可欠です。
HACCPに沿った衛生管理はこちらからご覧ください。