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よくある質問
- Q1 大阪版食の安全安心認証制度って、なに?
- Q2 どうして認証制度をつくったの?
- Q3 だれが認証するの?
- Q4 どんな施設が対象なの?
- Q5 認証される施設はどうやって決まるの?
- Q6 どうすれば認証を受けた施設がわかるの?
- Q7 認証を受けた後の確認はどうするの?
- Q8 私たち消費者には、どんなメリットがあるの?
- Q9 認証を受けた施設で食中毒が出たら、認証はどうなるの?
Q1 大阪版食の安全安心認証制度って、なに?
飲食店や食品製造施設の事業者が日々行っている、基本的な衛生管理やコンプライアンス(法令遵守及び社会倫理に適合した行動)・危機管理の積極的な取り組みを評価し、一定水準以上にあると認められる施設を認証する制度です。
Q2 どうして認証制度をつくったの?
事業者のほとんどは食の安全安心にまじめに取り組んでいるのですが、どんな取り組みをどのように行っているか、消費者にはなかなか伝わらないものです。
そこで、食の安全安心への取り組みをわかりやすくするための基準を大阪府が明らかにし、その基準について一定水準以上取り組みができている事業者を広く知っていただくことで、少しでも消費者の不安感が減少し、信頼される施設が増えることを目的としてつくりました。
Q3 だれが認証するの?
大阪府が指定する認証機関が認証します。
認証機関は、食の安全安心に関する事業実績があり、食品衛生管理に関する技術的な能力を有するなど、認証業務を行う上で十分な能力がある法人です。
さらに、認証機関に対しては、毎年大阪府が監査を実施し、指導・監督しています。
Q4 どんな施設が対象なの?
飲食店や食品製造施設、食品販売施設(但し、食品の処理、加工等を行う設備等を有する施設に限る)が対象となっています。
飲食店は、地域に密着した小さなお店からファミリーレストランのような大規模なチェーン店に至るまで、また食品製造施設も家族ぐるみの小さな施設から高度な設備を持つ大工場まで、規模に関係なく、食の安全安心に取り組んでいる施設であれば対象となります。
Q5 認証される施設はどうやって決まるの?
まず、事業者が自らの施設の衛生管理及びコンプライアンス・危機管理について、大阪府の定めた認証基準表に基づき自主点検し、認証要件(必須項目の全てに適合、かつ、選択項目の10項目以上に適合)を満たしていれば認証機関に申請をします。
その後、認証機関が書類審査、実地審査を行い、認証要件を満たしていると確認できれば認証します。
認証が決定した施設には、認証機関から認証書と認証マークが交付されます。
Q6 どうすれば認証を受けた施設がわかるの?
認証を受けた施設では、認証マークが入り口や店内などに掲示されているほか、その施設の広告やホームページ等にも掲載されます。
また、大阪府のホームページでも公表しています。
Q7 認証を受けた後の確認はどうするの?
認証は、一度取ったらそれで終わりではありません。
衛生管理などの取り組みを引き続き確実に実施していくことが重要です。
そのため、事業者の方は、認証の日から1年経過毎に、認証基準表の自主点検結果や衛生管理等の実施記録を認証機関へ報告しなければなりません。
さらに、認証有効期間の満了に際し、引き続き認証されるためには、再度基準を満たしているか、改めて審査(書類審査、実地審査)を受けることとなります。
Q8 私たち消費者には、どんなメリットがあるの?
消費者は認証マークを見て、食の安全安心に取り組んでいる店を選んで利用することができます。
Q9 認証を受けた施設で食中毒が出たら、認証はどうなるの?
認証を受けた施設で食中毒が発生したら、認証は取り消されます。
なお、食中毒に限らず、法律違反があった場合などに認証は取り消されます。