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更新日:2014年4月28日

ページID:30778

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人権学習シリーズ ありのままのわたし 大切なあなた ふたりぐみ電車リレー

ふたりぐみ電車リレー

キーワード

尊敬:自分も友だちも大切な一人ひとり(自己肯定感・他者への尊敬)
公平:対等な関係
反偏見:不合理なことに気づき、表現する力の育ち

ねらい

  • 友だちの気持ちに気づいたり、共感することで、「どうしたらぼくたち、わたしたちのグループが勝てるのかな?」と一緒に考える力を育む。
  • 走るのが遅い子や走れない子への理不尽な発言をおかしいと感じ、「◯◯ちゃんもがんばってるよ」など表現する力を育む。

対象

おおむね4歳から6歳
(20人から30人くらいまで)

所要時間

30分から40分程度

準備するもの

電車用に結んだ縄またはフープ(2つ)・ゴール用テープ・アンカー用たすき

やってみよう

こんな場面で

「友だちのことを考えるきっかけがほしい」時。
「友だちと一緒で楽しかった」と感じてほしい時。

遊び・活動への誘いかけ

*今から2人組電車リレーしない?
*このフープがバトンのかわりだからね。
*2人組になる子を決めてね。
*1人ぼっちの子いるよ、どうする?
*どんなルールがいいかなあ。
(2人組の友だちのことを考えたルール)
*次は、走るグループを決めよう(2つに分かれる)。

進め方

  1. 2人でトラックを走り、電車用に結んだ縄またはフープを次の2人に手渡す。
  2. 最後の2人組は、2人でゴールテープを切る。
  3. 見ている子は自分のグループを応援する。

※初めてのリレーという時は、勝ち負けではなく、「フープを渡す、受け取る」をメインに何度も繰り返して、走ること自体を楽しむリレーにするといいですね。
※結果のみにこだわらず、子どもたちには「自分の力を出し切って気持ちよかったね」「みんな自分なりにがんばったね」など声をかけていきたいですね。

電車リレーイラスト

ポイント

できる・できない、速い・遅いの価値観が顕著に表れる活動なので、子ども同士の関係が十分に深まってから取り組むとよいでしょう。
おとなが決めてしまわずに、2人で力を合わせて走るためにはどうしたらいいか、ルールも含め、子ども自身が考えることができるよう、声かけしていきましょう。
(歩けない子、車イスの子などがいる場合、どういう参加の仕方がいいかーなど、その子たちもみんなと一緒にしたいと思っている気持ちが伝わる働きかけを)

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