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令和3年9月28日、障がい者サポートカンパニーの集いを開催しました。今回は2021障がい者雇用フォーラムin大阪のプログラムとして実施し、令和2年度の「大阪府ハートフル企業顕彰」の受賞企業の皆様から、障がい者雇用の取り組みや職場定着のための工夫、職場環境づくりなどについて、発表いただきました。
なお、今回は初めてリアルタイムのオンライン配信(Zoom)で開催しましたが、障がい者サポートカンパニー登録企業の皆様をはじめ、多数の方にご視聴いただくことができました。
2021障がい者雇用フォーラムin大阪については、こちらをご覧ください(外部サイトを別ウインドウで開きます)。
【ハートフル企業 大賞】 大都美装 株式会社 | ・ビルメンテナンス業の特徴として本社と現場が離れていることから、障がい者の就業状況を把握し、作業指導や障がい特性への配慮などを行う専任支援員を現場ごとに配置している。
・各専任支援者に現場が任せきりにならないよう、本社の各部署混成チームである自立支援室がサポートする体制を整えている。本人だけでなく、一緒に働く人へのサポートを忘れないことが、ビルメンテナンス業での障がい者雇用の鍵である。
・その他、専任支援者や現場責任者等に毎年1回外部講師による職員研修の実施、障がい特性に合わせた図入りマニュアルや、色分け道具の導入等も実施している。
・地域貢献活動として、障がいのある人のアート展「Colors」を6年連続で実施。就労だけでなく、芸術分野での障がい者の社会参加でも支援している。 |
【ハートフル企業 チャレンジ応援賞】 株式会社スミセイハーモニー | ・仕事の細分化による各員のできる職務の切り出し、ダイバーシティ推進室と相談窓口の設置等、障がいのある社員が日々精神的に安定して働ける仕組みを導入している。
・「職場環境向上委員会」や「従業員代表委員会」など4つの委員会を、すべて障がいのある社員で企画運営するなど、やりがいや達成感を感じられる風土を形成している。
・昇格制度の整備により、多くの障がいのある社員が管理職に昇格。また、プレイヤーとしての役職も用意している。
・これらの取組みにより直近10年での定着率91%を達成(精神障がい者、発達障がい者は93%)。また、サテライトオフィスやテレワークの推進にも力を入れている。 |
【ハートフル企業 チャレンジ応援賞】 Peach Aviation 株式会社 | ・障がい者雇用をダイバーシティの取組みの一環ととらえ、様々な人が混在し、各々の職務を全うできる状態と考えている。
・障がいのあるスタッフサポートとして、毎朝それぞれの適正にマッチした仕事を割り振るジョブローテーション、フリーアドレス制によるナチュラルサポートの導入など、本人が安心して最も高パフォーマンスを発揮できる環境を提供。
・障がいへの対応は全ての職員への対応につながり、多様な人材の働きやすさを叶える取組みそのものであると考えている。 |
【ハートフル企業 教育貢献賞】 日東カストディアル・サービス株式会社 | ・7年間継続している大阪府立たまがわ高等支援学校での出前事業(ベッドメイク業務)について紹介。学校の卒業生が在校生に教える方式で、お互いの意識を高める取り組みを実施。
・採用時には2週間の事前研修実施。採用後は障害者就業・生活支援センターの支援員にも同席いただき、定期面談を実施。就労状況、改善事項の共有、解決に向けて取り組んでいる。
・成長したいと思うように背中を押すこと、戦力として育成することを基本コンセプトとしている。 |
【ハートフル企業 教育貢献賞】 ハウスあいファクトリー株式会社 | ・企業の社会的責任として、支援学校等から積極的に障がい者の職場実習を受入れている。
・1,2年生には「働くこと」の経験、3年生には就職を前提とした実習など、学年に応じて目的を明確にし、系統的に受け入れをおこなう。
・実習中は専任の指導員が常に同席。毎日の振り返りや、先生、支援員同席での全体振り返りなど、きめ細やかな対応を行っている。
・採用に向けた見極め実習中や採用後にも保護者との面談を行うなど、保護者、学校、支援機関との連携関係を構築している。 |
このページの作成所属
商工労働部 雇用推進室就業促進課 障がい者雇用促進グループ
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