第32回 大阪府公共建築設計コンクール

更新日:2023年5月15日

◆課題趣旨

 今年度の設計課題は、大阪府営住之江公園の「花と緑のスクエア」内に立地する休憩所です。

 住之江公園は、大阪市の南西部に位置し、昭和5年に4番目の府営公園として開設されました。都市部に位置する貴重なオアシスとして、昭和初期に作られた公園の風格を活かすとともに、多様な施設を利用したレクリエーション活動によって、府民に親しまれ集いの場となる公園です。面積は 15.1ha と住吉公園に次いで小さいながらも、交通の便が良く、野球場をはじめテニスコート、プールそして球技広場などの運動施設もあります。

 「花と緑のスクエア」はイングリッシュガーデン風の「サンクンガーデン」(沈床花壇…周囲から眺められるように、中心を一段低く設計された花壇)です。スクエアの周りには20数種のバラが生育し、毎年顔を見せてくれる宿根草や多年草が何十種類も植わっていて、府民が身近に花と緑にふれあえるよう、四季折々に色とりどりの花で彩られた癒し空間として演出し、花と景観を活かした各種イベントが催されています。

 冬になると奥のステージに公園スタッフによる手作りのイルミネーションが飾られ、毎年恒例のイベント「ウインタ−・イルミネ−ション」の場所となります。その他にも、飲食や音楽、各種観察会など、子どもから大人まで一年を通じて様々なアクティビティを楽しむことのできるゾーンです。

 以上のことから、今回は、【花と緑があふれる都会のオアシス】をテーマに提案を募集します。

 適宜、現地調査を行い、スポーツゾーン・賑わい創出ゾーン・歴史景観保全ゾーンとの「周辺環境との関係性や調和」を考慮しながら、四季折々の変化と共に催される、多様なレクリエーションとの関係性を踏まえ、府民に親しまれ誰もが利用したくなる休憩所の提案を期待しています。

◆質疑回答

◆応募要領

◆スケジュール

◆審査結果について

◆第32回入選作品集

◆表彰式・プレゼンテーションについて

◆入選作品の展示について

このページの作成所属
都市整備部 住宅建築局公共建築室計画課 計画グループ

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