第3回「私の水辺」大発表会 北河内地域大発表会
(北河内地域・・・発表対象水辺が概ね寝屋川市から大東市)
小中学生が、プレゼンテーション方式で、水辺での取り組みや想いを大発表! 様々な視点からの発表を通じ、水辺についてみんなで考え、交流を深めるとともに、地域代表団体を選出しました。 「寝屋川市立池田小学校理科委員会」が地域代表として推薦されました。 | ||
北河内地域大発表会 日程:1月29日(土曜日)13時30分から(予定) 場所:寝屋川市立市民会館 大ホール(寝屋川市秦町41番1号) 定員700名 | ||||
プログラム 13時00分 開場 13時30分 開会 13時40分 各団体発表 出場団体(発表順未定) ・交野市立磐船小学校2年生 ・寝屋川市立池田小学校理科委員会 ・四條畷市立田原小学校ビオトープ田原里山の会(※) ・大東市寺川こども会エコクラブ(※) ・枚方市立菅原小学校5年エコクラブ ・寝屋川市立点野小学校ビオトープ委員会(※:ただし主催者から取組みを紹介) (※)は展示会のみ出場 コメンテータ 本多政雄氏(ねや川水辺クラブ会長):地域活動団体代表 舩越良修氏(交野市立妙見坂小学校教頭):教育関係代表 宮下敏夫氏(大阪府水生生物センター長):水生生物専門家代表 14時40分 発表終了(休憩:投票) 14時55分 地域での活動団体の紹介 天の川を美しくする会 天の川を清流にする会 交野里山ゆうゆう会 ねや川水辺クラブ 15時40分 各賞発表及び授与 16時00分 閉会 同時開催イベント ○ 展示ブース(発表会場のロビーで開催) 【展示参加団体】(パネル展示や水生生物等の展示) 「天の川を清流にする会」、「ふるさといきもの調査『メダカと魚』」、「ひらかた星垂の会」、 「水辺に親しむ会」、「天の川を美しくする会」、「ねや川水辺クラブ」、「寺川の水辺環境を育てる会」、 「交野里山ゆうゆう会」 ○みんな参加の水質しらべ からみんなで身近な水辺の水質をパックテストを使って調べてみようから | ||||
交野市立磐船小学校 (2年生) | 枚方市立菅原小学校5年エコクラブ | 寝屋川市立池田小学校理科委員会 | ||
身近な水を持ち寄ってパックテストで水質をくらべあいました | 一般団体の活動をまとめた展示も開催され、子どもたちも興味深々 | |||
がんばって発表したみなさんに賞状が授与されました | 一般団体の活動発表もあわせて行われました | |||
コメンテーター講評まとめ 知識・情報は、テレビ、本、インターネットなどで、すぐに手に入る時代になったが、"水辺"という現場で本物を体験し、何かを感じ、新しい何かを見つけ出している今日参加したみんなは、すばらしい経験をしていると思う。 また、どこにも載っていない新しいことの発表であるがゆえに、見ている者が「あっそうか」と関心したと思う。 これからもそういう経験を積み重ねるともっとすばらしい。 昔の水辺は私たちの生活の一部だった。 みなさんの発表を見て、今は私たちと水の関わりをとりもどす活動を学校もしていく必要があると感じた。 学校と地域の"のりしろ"をつくっていくことが、子どもたちが育っていく場をつくるということになるのだと感じた。 みなさんはこれからも夢、目標をもって続けるようがんばってほしい。 | ||||
参加団体一覧 | ||||
区分 | 団体名 | フィールド | キャッチフレーズ | アピールポイント |
小学生 | 交野市立岩船小学校 自然に親しむ水辺賞 | アマノガワ 天野川(交野市) | 川たんけん「天の川」 から私たちの町、交野の自然に親しもう!から | 岩船小学校では、毎年2年生が川たんけんに行きます。 春には山田池公園に川遊びにも出かけました。天の川という名前は、あの七夕伝説に登場する天の川と深く関わりがあり、地域のことをよく知らない子どもたちにとって多くの意味で貴重な経験となっています。 今年も元気いっぱいに川に触れ、そこに住む多くの生きものに親しむことができました。 今回は、実際に見る、触れるなどの体験活動を通して学習したことについて発表します。 |
小学生 | 四條畷市立田原小学校 ビオトープ田原里山の会 * 展示会のみ参加 親しみ学ぶ水辺賞 | アマノガワ、ドウオイケ 天の川、堂尾池ビオトープ(四條畷市) | 天の川生き物調査と堂尾池ビオトープにおける「ホタルの幼虫放流」(命のリレー) | 1.「天の川生き物調査」(8/3実施) 4年生以上の子とその保護者が対象で、約30名が参加して実施され、(1)水質調査(2)流速調査(3)生き物調査(魚、カエル等)の採取があり、捕まえた生き物(もろこ・はやなど)については、自然保護環境保全指導員さんから説明して頂き、有意義な経験ができました。 2.「ビオトープ田原(堂尾池)」 昨年放流した「平家ボタル」が、今夏成虫となり、見事な乱舞が見られました。今年は「源氏ボタル」を1年生全員で放流し、夏が楽しみです。また、図工クラブでは、啓発用の立札や看板づくりに取り組んでいます。 |
小学生 | 大東市寺川子ども会 エコクラブ * 展示会のみ参加 いきもの育む水辺賞 | ニジュウデンガワ 廿田川 ホタル池(大東市) | 生駒の自然生物、宝島・・・ 「生き物を育む 寺川ホタル池」 | 私たちの住む寺川も生駒山系から流れる河川「廿田川」において、昭和30年代の後半までホタルが乱舞していたことがあり、近年住宅が建ち並び環境の変化と共にホタルは減少し、一部上流にわずかであるが観察できる環境があるところです。 そのような折、平成6年に治水対策である廿田川の河川改修工事が始まりましたが、地域の人達が当地にはホタルが生息している場所がありホタルの生息空間を残したいと行政に対してお願いしておりました。 エコクラブも平成9年度より大東市の環境対策課の指導を頂き、小学4年生から6年生こども達を中心に育成者のサポーターも加わり、水生生物の観察で「平野せせらぎの里」やペットボトルのリサイクルセンターの見学会、河川周辺の清掃活動等を行い現在まで続けてきました。平成13年には廿田川沿いに「ホタル池」が完成し、こども達が大小さまざまな石を積んだりホタルのエサになるカワニナの放流活動や水質調査、地域の方々の指導による植樹、河川清掃活動を行ってきました。 この「ホタル池」は、こども達にとって自然との共生を目指す環境教育や生き物を通しての命の大切さや自然の力を実感し、人と自然の関わりをどうすればよいか?活動を通じて体験できる場所であると思います。こども達も「ホタル池」でホタルが飛ぶことを待ち望んでいます。 |
小学生 | 寝屋川市立池田小学校 理科委員会 夢かなえる水辺賞 (府域合同大発表会へ推薦) | 学校ビオトープ (淀川水系池小”わんど” 寝屋川市) | ふるさとの水路をよみがえらせ、淀川の魚たちを池小”わんど”で、大切に育て、ふやしていこう。 | 夢がかなって、池小”わんど”には、魚の群れが・・・。 今、”わんど”には、7種類の魚類をはじめとして、様々な水生生物が用水路から入ってきています。 そして、”わんど”内でフナやモツゴが日に日に大きくなっていることがわかります。 来年の春には、たくさんの魚達が、きっとこの快適な”わんど”で、卵を産んでくれることでしょう。 お年寄りから聞いていた、昔の池田の美しい水路の夢もかなうといいなあと考えています。 |
小学生 | 寝屋川市立点野小学校 ビオトープ委員会 * 展示会のみ参加 ただし、主催者から取組みを紹介 自然安らぐ水辺賞 | シメノショウガッコウ 点野小学校 ビオトープ(寝屋川市) | 点野小学校に、水辺とやすらぎと自然観察の場を | 点野小学校のビオトープは、創立30周年の記念事業として作られました。教職員、PTAが協力し、地域の皆さんに助けていただきながら、平成14年11月に完成しました。 池作りでは、6年生全員で毛布を敷き詰め、ビオトープ委員が保水シートをはり、4,5年生が周囲に石を運びました。今では、池の周りに草が茂り、トンボが飛びかいメダカが泳ぐ『自然の小池』としてみんなに親しまれています。本年度は、より多くの生き物が観察できるよう、蝶の好む樹木や食草を植え、観察路を整備してきました。 |
小学生 | 枚方市立菅原小学校 5年エコクラブ 考え学ぶ水辺賞 | プールビオトープ 「学校のプールの水の観察」(枚方市) | 人間にとって良い水は、自然の中に生きている生き物にとって良い水とは限らない。 | 人間が飲んだり、泳いだりするときの、消毒した水は、自然の生き物にとって必ずしも良い水ではない。 人間にとっては、緑色をしたにおいのある水は良い水ではないが、自然の生き物にとって良い水なのである。 一年間の学校のプールの水の観察(プールビオトープ)によって、人間の生活だけを考えた水だけではいけないことを知った。自然の生き物が生活しやすい水とは何か、自然の中にいろいろな生き物が生きていることを考え、人間も地球の自然に生かされていることを考えて生活しなければならない。 「生き物において良い水とは何か」それを考えるには、人間生活だけでなく、いろいろな生き物が生きる自然環境から考えなければと思った。 |
発表会の概要 | 発表団体とアピールポイント | 展示会 | 昨年度までの内容 |
北部地域大発表会 | 北河内地域大発表会 | 中河内地域大発表会 | 泉北南河内地域大発表会 |
泉南地域大発表会 | 府域合同大発表会 |
このページの作成所属
都市整備部 河川室河川環境課 環境整備グループ
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