ことりことり
尊敬:自分が好き・人が好き
公平:順番があるということやどの子とも分けへだてなく関わるなど
信頼できるおとなに抱っこされる安心感や一体感を味わう中で、自己肯定感や人への信頼を育む。
おおむね0歳から1歳半
(おとなと子どもの2人組で)
5分程度
ふとんまたはスポンジマット、場合によってはバスタオルや大きめの布(1枚)
・ 子どもが泣いている、子どもの気分を変えたい時。
・健診など、待ち時間を利用して。
*「○○ちゃん、どうしたのかな?」「○○ちゃん、抱っこしようか」
「○○ちゃん、今からことりちゃんになりますよー」と話しかけます。
*子どもと向き合って「ゆらゆらしてみようか」
と声をかけてから、横抱きして、ゆっくり揺らしはじめます。
1 ♪こーとりことり♪
歌いながら子どもを左右に心地よくゆっくり揺らしましょう。
2 ♪向こうのお山へ飛んでいけー♪
「飛んでいけー」のところで横抱きにしたまま少し頭を高く上げて飛ばすしぐさをすると喜びます。
※1歳児などの大きい子どもは「飛んでいけー」のところで用意したスポンジマットやふとんの上に置いてあげると喜びます。
※歌は、「かごめかごめ」「なべなべ」などと同様、わらべ歌風に自由に歌いましょう。
※保育所や子育て広場など他の子どもがいる場合には、「◯◯ちゃんの次ね」「待っててね」など声をかけることで順番などを学ぶことにもつながります。
★大きく揺らすのは、子どもにとってこわい思いをすることもあるので、静かにゆっくりと揺らしましょう。
子どもがきげんよく過ごせない時は、何らかのサインを発信しています。体調に異変は見られず「甘えたいよー」のサイン(お腹もすいていない、おむつもぬれていない、でもぐずったり泣いたりする)の時には、この遊びでゆったり過ごしてみましょう。
子どもを抱いてゆらゆらすると、じーっと顔を見ておとなに身体をゆだねてきます。しっかり視線を合わせてほほえみを返したり、ほほとほほを合わせて抱きしめたりすることで、より安心感や人への信頼が育まれます。
事前に「○○するからね」と声をかけてからスタートすることで期待感につつまれ、この年齢なりの先を見通す力にもつながります。
★保育所や子育て広場など、子どもが集まる場では、大きな布(バスタオルなど)に子どもを乗せて2人のおとなで揺らす方法や「飛んでいけー」で人から人へゆだね、しっかりと受けとめてもらう方法なども楽しめます。
子どもの満面の笑みを誘う遊びです。
このページの作成所属
府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ
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