2030大阪府環境総合計画

更新日:2023年1月16日

2030大阪府環境総合計画

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2030大阪府環境総合計画(概要) [その他のファイル/442KB][PDFファイル/1.06MB]

1 計画の枠組み

(1)計画の位置づけ・役割

○大阪府環境基本条例に基づき、現在及び将来にわたり府民の健康で文化的な生活を確保することを目的として、豊かな環境の保全及び創造に関する施策を総合的かつ計画的に推進するために策定
○持続可能な社会に向けて2050年のめざすべき将来像と、それを見据えた2030年の実現すべき姿、及びその実現に向けた施策の基本的な方向性を明確化
○施策の基本的な方向性に基づき各分野において具体的な目標・施策を示した個別計画を策定し、これらを一体として環境総合計画とすることにより、環境施策を総合的に推進・展開

(2)計画の期間

2021年度から2030年度までの10年間

2 2050年のめざすべき将来像 : 大阪から世界へ、現在から未来へ 府民がつくる暮らしやすい持続可能な社会

・大都市・大消費地として、府域のCO2排出量実質ゼロ、大阪湾のプラスチックごみの追加的汚染ゼロ、資源循環型社会が実現
・大阪・関西万博を跳躍台とした国際的影響力の発揮など、各主体の取組みが世界及び未来へ波及し、持続可能な社会を構築

3 2030年の実現すべき姿 : いのち輝くSDGs未来都市・大阪 -環境施策を通じて-

・今後10年間は、 2050年のめざすべき将来像の実現に向けた足掛かりを確実にするため、具体的な取組みを速やかに展開すべき重要な期間
・以下の5つの分野ごとに「実現すべき姿」を整理し、個別計画に反映させることにより取組みを促進
 「脱炭素・省エネルギー」、「資源循環」、「全てのいのちの共生」、「健康で安心な暮らし」、「魅力と活力ある快適な地域づくり」

4 施策の基本的な方向性

(1)中・長期的かつ世界的な視野

・経済のグローバル化等による世界の相互依存の高まりや世界人口の増加により、エネルギー、水、食料等の需要が増大した結果、地球環境の悪化は深刻化
・大阪が将来にわたって成長・発展していくためには、府域のみならず世界全体の健全な環境と安定した社会・経済が必要不可欠であるとともに、中・長期的な視点で課題解決に取り組むことが必要

(2)環境・社会・経済の統合的向上

・SDGsの考え方も踏まえて、環境施策を通じて環境保全の効果を最大限発揮する取組みとあわせて、社会の公正性・包摂性・強靭性の向上と、持続的な経済成長の確保
・以下の4つの観点を踏まえて、環境施策を展開
 「外部性の内部化(負担も評価も公正に)」、「環境効率性の向上(より環境を効率よく)」、「環境リスク・移行リスクへの対応(リスクをチャンスに捉えた行動を)」、「自然資本の強化(自然をめぐみ豊かに)」

5 施策の基本的な方向性に基づいた個別計画の実行

○「施策の基本的な方向性」に基づき、各分野ごとに具体的な目標や施策を示した個別計画を策定し、計画的かつ実効性のある取組みを推進
○「施策の基本的な方向性」を幹とし、分野別の個別計画を枝として施策を展開することにより樹木が成長し、その成果が果実となり、環境・社会・経済に恩恵を及ぼすことを通して、2030年「いのち輝くSDGs未来都市・大阪」を実現し、2050年の将来像の実現につなげます。
個別計画との関連性

脱炭素・省エネルギー分野  資源循環分野  全てのいのちの共生分野  健康で安心な暮らし分野  魅力と活力ある快適な地域づくり分野

6 進行管理

○毎年度、施策の進捗状況をPDCAサイクルにより確認し、継続的に改善
○2025年頃を目途に、計画の中間見直しを実施 

計画策定までの経緯等(大阪府環境審議会)

検討状況

大阪府環境審議会

 ・令和2年11月9日「環境総合計画の策定に当たっての基本的事項について(答申)」

○具体的な検討は、大阪府環境審議会環境総合計画部会にて実施
 

パブリックコメント手続き・意見募集

府民意見等の募集については、こちらをご覧ください。

府民意見等の募集結果については、こちらをご覧ください。

 

関連計画

前 大阪21世紀の新環境総合計画

前 大阪21世紀の新環境総合計画の進行管理

このページの作成所属
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課 戦略企画グループ

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