阪南市立西鳥取公民館では、障がい者を対象とした「ひまわりカフェ」という土日の居場所づくり事業を阪南市岬町自立支援協議会と連携して行っています。「ひまわりカフェ」とは、月に3回(2回は公民館、1回は作業所)、参加者から100円を徴収しコーヒーや紅茶等を飲みながら自分たちの悩みの相談をしたり、世間話をしたりする事業で、障がい者が気軽に集える場として岸和田市や和歌山県からの参加も含め毎回20人から30人が集まっています。また、コーラス活動の場を探していた視覚障がい者が、コーラス活動をしていた他の視覚障がい者に相談され、その活動に参加することになりました。相談をうけた視覚障がい者は公民館利用者でもあり、その人の働きかけでやがて公民館で活動するようになりました。その後、「障がい者のためのコーラス」として公民館の主催事業とすることにより、市の広報誌で広くメンバーを募集したところ、他の障がい者も参加され、今ではボランティアコーラスグループのみなさんと一緒に活動しています。
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「ひまわりカフェ」は学齢を終えた障がいのある人の居場所づくりと社会参加を目的として行っていることから、カフェの運営は、できるだけ障がいのある人にまかせている。こうすることで事業の運営者としての自覚がめばえ、主体的に運営するようになっている。
事業目的の明確化 |
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福祉部局の障がいのある人に対する支援では、ヘルパーと本人の関係が中心となり、福祉サービスを受ける際に伴う規制があり、できる支援が限られるが、他の部局と連携することにより支援の幅が広がり、厚みのある支援が実施できるようになる。
連携によるメリットを活かす |
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障がいのある人とない人が一緒になってサークル活動を行うときは、練習会場のいすの準備や片付けなど必要最小限の支援だけを行うことにより、互いに支えあうという関係ができ、仲間としての意識が生まれてくる。
高い目標をもった活動 |
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阪南市立西鳥取公民館 072-472-3188
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このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 社会教育グループ
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