箕面市立西南図書館では市民団体と協働して様々な事業を実施しています。館内にある読書室の運営を市民団体に委託し、市民団体の活動の拠点としています。読書室ではスタッフが常駐し、コーヒーや紅茶(1杯150円)を提供し、利用者はくつろぎながら読書やおしゃべりを楽しむことができます。具体的な取組みとしては、図書館が除籍した本や寄贈本で、まだ読める本を市民に提供し、カンパをお願いするリサイクルブック、子育てや自然、暮らしかたなどをテーマに写真や絵画を集め、年4回の展示や関連講座などを行っています。また、月2回と長期休暇には視聴覚室を開放し、子どもの居場所(放課後子ども教室)として地域の大人が囲碁やパッチワークなどを子どもたちに教えています。このようにスタッフがいつもいることが図書館利用の活性化につながり、本を通じて人と人をつなぐことを可能にしています。その他、市教委と市民団体で手づくり紙芝居作品を実演で競うコンクールや紙芝居まつりを共催し、乳幼児健診時の「ブックスタート事業」なども市民団体と連携して行っています。
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図書館や市民自身が不要となった本を廃棄せず、リサイクルすることにより、その本を必要とする人に届けるしくみを作っている。本をリサイクルした時に得たカンパ金で雑誌を購入して図書館に寄贈している。その他の活動で生み出した収入を、図書館での講演会や行事等の講師謝金などに使っている。
市民に還元する |
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おはなし会や読書室での声掛けや、市の広報誌や市のHP、子育て支援サークルが運営しているサイトのブログ等を使って子育てに関する講演会等イベントの広報を行うことで、若い保護者と子どもの参加者が増え、その中から人とつながることが面白いと感じた人が、新たに活動に協力してくれるようになっている。
主体的参画にむけた取組み |
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スタッフ自身が、図書館での活動を通じて資料や人とつながるだけでなく、よりよい生きかたについて深く学び、自分たちの活動を生涯学習の場としてとらえている。その学びをまちづくりにつなげたいという思いが、活動の原点になり、継続した活動ができている。
生涯学習としての活動 |
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箕面市立西南図書館 072-725-1022
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このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 社会教育グループ
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