城南中学校区の取組みの特徴は保幼小中の連携が強いことです。校区の学校園所の先生がつなぎ役となって地域の人や行政と一緒にさまざまな取組みを展開しています。その取組みはハートフルタウンプロジェクトと名付けられ、地域の“文化祭”とも言えるスマイルフェスタ、公園の遊具のペンキ塗り等を行うアートフルタウンプロジェクト、地域での落ち葉やごみを拾う活動であるクリーンキャンペーンなどを行っています。このような連携は20年前から始まっており、週一回の小中連携会議、月一回の保幼小中連携会議を行うことにより、校区全体で子どもたちの育ちについて話し合っています。長年にわたる連携により、校園間どうしの信頼関係ができており、どの保護者も安心して子育てができるような環境をつくっています。
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子どもたちの発達段階に応じた成長を支援するためには、校区全体で地域の課題を知る必要があり、この認識を校区内の保・幼・小・中すべての校種が共有したうえで、学校・家庭・地域が連携したさまざまな取組みを進めている。
「0-15歳」までの子どもたちの成長に地域全体でかかわり、大人も一緒に楽しみながら地域活動に取り組んでいる。
校区の子どもは校区全体で育てる |
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校種をこえた子どもたちどうしの交流が盛んにおこなわれており、中学3年生が小学校のプールに出向いて小学1年生に水泳指導を行ったり、中学校の体育祭に、幼稚園・保育所の子どもたちと小学1年生が、中学3年生と一緒にプログラムに参加することにより、地域で学年をこえた子どもどうしのつながり(異学年交流)ができている。
学校行事を交流の場に |
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11年間続いているスマイルフェスタは毎年3,000人近い人が集まり、まちづくりにつながる地域の一大イベントである。
現在、中学1年生の生徒は「中1支援隊」というスタッフとして参加している。展示会場の入場者を増やすため、来場者には模擬店での割引をするといった子どもたちのアイデアをイベントに取り入れている。
こうした取組みを通じて、子どもたちがまちづくりに参画する機運が生まれ、子どもたちと地域の人とのつながりがより強まっている。
子どもの発想を活かす |
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高槻市教育委員会教育指導課 072-674-7111
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このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 社会教育グループ
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