大阪府立弥生文化博物館、大阪府立近つ飛鳥博物館及び大阪府立近つ飛鳥風土記の丘については、現指定期間が令和5年3月31 日までであることから、令和5年度から令和7年度までの指定管理者を選定するため、公募を行いました(公募についての情報はこちら)。
このたび、大阪府立弥生文化博物館及び大阪府立近つ飛鳥博物館等指定管理者選定委員会の選定結果を受けて、以下のとおり指定管理候補者を決定しましたので、お知らせします。
今後、大阪府議会の議決を得て、指定管理者として指定する予定です。
1団体
A K N(エーケーエヌ)共同事業体
(代表者) アクティオ株式会社
(構成員) 近鉄ファシリティーズ株式会社
(構成員) 株式会社 乃村工藝社
A K N(エーケーエヌ)共同事業体
博物館の管理運営にかかる実績があり、府立博物館等の指定管理を行うにあたって必要なノウハウの蓄積があると評価できる。またグループ各社ともに組織体制や財務基盤等が安定している。
事業計画は、施設の設置目的及びこれまでの活動をふまえた堅実な内容と認められ、新規事業の提案も多くなされていることから、適切な維持管理及び新たな顧客開拓が期待できる。
各社がこれまでに蓄積されたノウハウ等を存分に活用しつつ、他施設・他機関との連携等、施設のさらなる活性化に向けた取組についても模索を続け、魅力ある博物館運営に寄与されたい。
評 価 項 目 | 配点 | A K N(エーケーエヌ)共同事業体 |
---|---|---|
平等利用が確保されるよう適切な管理を行うための方策 | 2 | 2 |
施設の効用を最大限発揮するための方策 | 28 | 20.2 |
適正な管理業務の遂行を図ることができる能力及び財政基盤に関する事項 | 10 | 8 |
管理に係る経費の縮減に関する方策 | 50 | 50 |
その他管理に際して必要な事項 | 10 | 4 |
計 | 100 | 84.2 |
(参考:委員別採点)
評 価 項 目 | 配点 | 委員A | 委員B | 委員C | 委員D | 委員E | 平均得点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
平等利用が確保されるよう適切な管理を行うための方策 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
施設の効用を最大限発揮するための方策 | 28 | 22 | 24 | 18 | 17 | 20 | 20.2 |
適正な管理業務の遂行を図ることができる能力及び財政基盤に関する事項 | 10 | 10 | 8 | 8 | 7 | 7 | 8 |
管理に係る経費の縮減に関する方策 | 50 | 50 | 50 | ||||
その他管理に際して必要な事項 | 10 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 |
計 | 100 | 88 | 88 | 82 | 80 | 83 | 84.2 |
注)・委員の並びは、3(4)a)に記載した選定委員会委員の並びではありません。
・「管理に係る経費の縮減に関する方策」などの項目で、委員による違いがない場合は、委員別の記載としていません。
当初公募 | 再公募 | |
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募集要項の配布期間 | 令和4年8月25日から令和4年10月7日 | 令和4年12月2日から令和4年12月19日 |
現地施設案内・説明会の日時 | 令和4年8月31日10時から16時 | 令和4年12月6日10時から16時 |
申請書の受付期間 | 令和4年10月11日から令和4年10月14日 | 令和4年12月23日から令和5年1月5日 |
a)委員(五十音順、敬称略)
氏 名 | 職 名 | 備 考 |
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川喜多 由博 | 公認会計士 | |
長友 朋子 | 立命館大学 教授 | |
羽森 直子 | 流通科学大学 教授 | |
福光 真紀 | 弁護士 | |
南 博史 | 京都外国語大学 教授 | 委員長 |
b)委員選定の考え方
申請に係る収支計画や安定的な経営基盤、管理運営に係る法的課題、利用者の視点等から様々な意見を聴取するため、公認会計士、弁護士、経営分野の学識経験者から各1名、歴史及び博物館や世界遺産に関する専門分野の有識者2名の計5名を選定した。
c)審査の経緯
令和4年8月4日(木曜日) 第1回選定委員会 委員4名出席
内容 委員長選任、募集要項及び審査基準についての審議
令和4年11月17日(木曜日) 第2回選定委員会 委員4名出席
内容 再募集要項及び審査基準についての審議
令和5年1月13日(金曜日) 第3回選定委員会 委員5名出席
内容 申請者によるプレゼンテーション、指定管理申請書の審査、最優先交渉権者の決定
このページの作成所属
教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ
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