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堺第7-3区「共生の森づくり」
トピックス
【9月21日(土曜日)】みんなで♪自然観察と森の手入れ(草刈り)を開催します!
今年3月に植樹した木が元気に育つように草刈りをします。
昆虫採集などを楽しみながら生物多様性を体験できます。
ぜひ家族みんなで参加ください!(大人だけでの参加も大歓迎です!)
詳細については、下記のチラシをご覧ください。
申込み、お問い合わせ等は、下記へお願いします。
広松園(こうしょうえん)
TEL:072-976-0786(平日の9時30分~17時00分まで)FAX:072-976-0952
E-mail:midori.wakuwaku613◆gmail.com(メール送付の際は、◆→@に変更してください)
共生の森では、年間を通じて活動をしています!
「共生の森づくり」という取り組み
堺第7-3区は、昭和49年2月から平成16年3月まで30年間に渡り府内の産業廃棄物を受け入れ埋立てしてきた大阪府堺臨海部の産業廃棄物埋立処分場です。
この堺第7-3区(約280ヘクタール)のうち、市民・NPO等の参加のもと森として整備することが位置づけられた100ヘクタールの区域を「共生の森」として、府民や企業の皆様と共に森づくりを進めています。
共生の森の成り立ちについての詳細はこちら
埋め立て初期(1981年)
埋め立て中(1987年)
森づくり開始(2004年~)
現在(2013年
共生の森では、平成15年から府民や企業の皆様ご協力を得て、これまでにのべ2万3千人が、7万8千本の植樹を行ってきました。(令和5年4月現在)
植樹の様子
森林整備の様子
自然観察ハイキングの様子
森林が成長するに従い、これまでに木本122種・草本305種・ほ乳類4種・鳥類111種・爬虫類3種・両生類2種・昆虫類554種が確認されています。(令和5年4月現在)
チュウヒやコミミズクといった、堺市レッドリストにものっている貴重な猛禽類(ワシやタカなどの仲間)など、様々な生きものが見られるようになり、1年を通して観察することができます。
写真左から、ミサゴ、コミミズク、チュウヒ、木登りタヌキ〈NHK「ダーウィンが来た!」でも紹介されました(令和5年3月5日放送)〉
写真左から、セッカの巣、キジの卵、マイコアカネ、シマヘビ、ヌマガエル
基本理念
みんなの想いと知恵と力でつくる「共生の森」
共生の森リーフレットダウンロードはこちら(PDF:2,520KB)
共生の森づくり活動にご参加ください!
大阪府主催の「森MORI!Sunディ」(月1回程度)及び、NPO法人共生の森による平日活動(月3回程度)など、共生の森では年間を通して活動を行っています。
子どもから大人まで楽しんで参加していただけるプログラムをご用意していますので、ぜひご参加ください!
写真左から、植樹祭、リース作り、草花あそび
これまでのイベント開催状況はこちら「共生の森づくり」イベント情報
令和6年度のイベント情報(月1回程度)
<令和6年度の活動予定日>
- 令和6年
6月23日(日曜日)森MORI!Sunディ
7月13日(土曜日)森MORI!Sunディ(草刈イベント)
9月21日(土曜日)森MORI!Sunディ(自然観察イベント)
10月27日(日曜日)森MORI!Sunディ
11月23日(土曜日)森MORI!Sunディ(エコツアー)
12月15日(日曜日)森MORI!Sunディ
- 令和7年
2月16日(日曜日)森MORI!Sunディ
3月8日(土曜日)育樹祭
今後の活動情報等については、共生の森づくりFacebook(外部サイトへリンク)でもご確認頂けます。
平日活動について(月3回程度)
平日活動はNPO共生の森のメンバーを中心に、草刈りや枝打ち、間伐、竹林管理、生きもの観察、草原づくりなどの活動を行っています。
参加ご希望の方は下記までお問い合わせください。
【NPO法人共生の森事務局(NPO法人里山倶楽部内)】
Tel:072-333-0309risu.hiroko●nifty.com(メール送付の際は、●→@に変更してください)
NPO法人共生の森Facebook(外部サイトへリンク)
企業等(学校、団体等)の森づくり活動
「共生の森づくり」への参加方法
- 共生の森では、森づくりを、府民、NPO、ボランティア、企業、学校などのさまざまな参加者により進めることとしています。
- 企業の森として、一定区画における森づくり活動を行えます。また、社員研修やCSR活動など、短期の活動にも対応します。
- 植樹祭や草刈り等の府民イベント、「森MORI!Sunディ」や平日活動への参加
- 共生の森づくり基金へのご寄付や、苗木・資材等の提供等も受け付けております。
- 企業による森づくりを促進するために、企業の方が参画しやすい環境づくりをつくり、他の参加団体と森づくりの調整や情報交換を行うため、「企業による森づくり連絡調整会」を設置しています。
まずは、大阪府みどり企画課みどり企画課(06-6210-9557)までお問い合わせください
写真左から、団体による植樹会、植栽の様子、草刈りの様子
共生の森の生物多様性
「共生の森」の生物多様性の変遷
産業廃棄物の埋立が終わった2004年(平成16年)の「共生の森」は樹木の生えていない草原の広がる場所でした。
当時は草原に暮らすバッタや鳥などの生き物が生息していました。
人が植える樹木のほか、植物は様々な手段を使って「共生の森」にやって来ます。植生が変わり環境が整うと、その植物を食べる昆虫や昆虫を食べる鳥、それらを食べる猛禽類等がどこからともなくやって来ます。その繰り返しが「共生の森」の生物多様性を高めてきました。
「共生の森」の植物
- 【残土にまぎれて来たもの】
最初に生えて来た草の他、スイセン、ヒガンバナ、キミガヨラン、イチジクなど多くの植物が残土に紛れてやって来たと考えられます。 - 【風により広がるもの】
ススキやセイタカアワダチソウなどの草は最初の侵入方法は分かりませんが風により広がります。 - 【海流によりやって来るもの】
台風時など波の高い日に防波堤を越えて波しぶきが陸地にかかります。海沿いには大阪湾を流れて来たハマヒルガオ、ハマダイコン、ハマサジ、ハマウドなど泉南地域の浜辺で生えているような植物がやってきます。 - 【鳥により広がるもの】
トウネズミモチ、ナンキンハゼ、ノイバラ、ピラカンサ、ムクノキ、エノキ、センダン、アカメガシワ、ワシントンヤシ、ヌルデなどの多くの先駆的な樹木は鳥により持ち込まれたと考えられます。 - 【動物により広がるもの】
ピラカンサ、センダンなど場内でタヌキのタメ糞により広がるものもあります。 - 【人による植栽】
「共生の森」では大阪近郊に生える樹木を植樹しています。自然の遷移に任せておくと、カシ類などの植物が自然にやってくるには長い時間がかかります。
植物は、様々な手段を用いてやって来ます。
そして、環境に合わせた生き物が、今も、やって来ています。
共生の森の生きものの様子
共生の森では春夏秋冬、様々な生きものを見ることができます。
これまで、共生の森で見かけた生きもの達を年別でご紹介します。
- 2023年の記録(PDF:3,563KB)
- 2022年の記録(PDF:3,005KB)
- 2021年の記録(PDF:2,800KB)
- 2020年の記録(PDF:2,446KB)
- 2019年の記録(PDF:3,147KB)
- 2018年の記録(PDF:2,357KB)
- 2017年の記録(PDF:3,307KB)
- 2016年の記録(PDF:3,195KB)
- 2015年の記録(PDF:3,064KB)
- 2014年の記録(PDF:3,421KB)
- 2013年の記録(PDF:3,683KB)
- 2012年の記録(PDF:3,472KB)
- 2011年の記録(PDF:3,358KB)
- 2010年の記録(PDF:3,272KB)
- 2009年の記録(PDF:3,250KB)
〒559-8555大阪市住之江区南港北1-14-16大阪府咲洲庁舎
大阪府環境農林水産部みどり推進室みどり企画課(22階)
Tel:06-6210-9557
Mail:midorikankyo-g05@sbox.pref.osaka.lg.jp
大阪府環境農林水産部循環型社会推進室資源循環課(21階)
Tel:06-6210-9568
〒595-0055泉大津市なぎさ町6-1堺泉北港ポートサービスセンタービル10階
大阪港湾局泉州港湾・海岸部事業推進課
Tel:0725-21-7357