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更新日:2018年6月8日

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平成30年度第1回組合事業向上支援事業評価審議会議事概要

平成30年度大阪府中小企業組合事業向上支援事業評価審議会の概要

1.評価審議会の開催
日時:平成30年5月23日(水曜日)午後2時から午後3時20分
場所:マイドームおおさか4階 セミナー室
出席委員:池田会長、森口委員、山下委員(五十音順)

2.議事概要
【議題1】平成29年度事業評価
(組合ビジョン・中期計画、組合・異業種企業グループ事業計画作成支援分)について
事務局から評価(案)について説明。

  • 平成29年12月から平成30年3月に支援を終えた110件の内、組合ビジョン・中期計画作成支援の件数は44件、組合事業計画作成支援の件数は61件、異業種企業グループ事業計画作成支援の件数は5件。その中から11件(約1割)を抽出して評価を実施。
  • 評価の全体の平均は、17.1点(満点32点)。
  • 利用者満足度調査は、支援を終えた全事業者110件に府からアンケートを送付し、実施。(回収率67.2% 74組合)合計点の平均は、43.8点(満点50点)。

審議会委員からの主な意見要旨

(1)「課題把握」

  • 課題把握は当事業の根幹であり、しっかり課題把握に努める必要がある。
  • 事業計画支援のうち、過去に支援を受けて作成された組合ビジョンに触れられていない案件や関係が明確でない案件があったが、支援の継続性を担保するためにも、過去の支援を踏まえて今回の支援にどう活かしていくのかを記載する必要がある。
  • 評価点の低い案件は、組合員ヒアリングを基にした課題把握に留まっており、専門家は一段大きな視点で潜在的な課題の把握に努める必要がある。
  • 債務超過等の原因などに視点を向けることの必要性を過去に指摘したが、財務状況が悪い案件について言及されるようになってきたことは評価できる。
  • 以前、課題分析では専門家の見立てを記載して欲しいとコメントした。組合から申込があり、ヒアリングを踏まえて専門家が見立てを行う。その見立ては組合が言われることと異なるかも知れないが、その見立てを踏まえてサービス提案があると思う。その流れが未だ十分に出来ていない。

(事務局)
支援機関向けのマニュアルには「相談内容やヒアリング内容にとどまらず、組合等の現状を深く分析し、多様な課題を掘り起こすこと、組合等が課題として認識している事象にとらわれず、組合等にとって本質的な課題分析をすること」と記載している。専門家の見立てを踏まえた課題分析を行っていただくよう支援機関に伝えていきたい。
(2)「サービス提案」

  • 高評価の案件については、支援の流れ、支援者の役割、到達目標等が詳細に書き込まれている。
  • サービス提案の内容が、様式の見出しに沿って記載しようとしていることは評価できるが、組合から出された課題への対応が中心であったり、提案内容が具体性に欠ける案件が多く、全体として低い評価になっていることは納得できる。

(3)「支援実施」

  • 時系列で何を行ったかの記載に留まっている案件が多く、専門家等からのアドバイス内容や組合からの反応などの記載が十分でない案件が多い。
  • 専門家等からのアドバイス内容や組合からの反応などの記載が十分でないのは、議事録の記述と重なる部分が多いことが原因ではないか。議事録の作成が必要である組合ビジョン・中期計画作成支援等については、支援実施の記載は簡潔にしてもいいのではないか。

(事務局)

  • 支援実施と議事録とは使い分けを考えており、支援実施は、振り返った時に、組合の意思決定の上で重要な経過を簡潔に整理するためのものにしたいと思っている。この点、支援機関にフィードバックしていきたい。
  • 課題把握、サービス提案、支援実施、支援結果のつながりが、今の様式では少し判りにくい。例えば、1つの表としてまとめると、課題で挙げたことが支援できたか、課題とのずれがないかについて検証できるのではないか。

(事務局)
支援の経過については、支援結果の「支援の内容」欄に記入することになっており、委員のご意見も踏まえて課題から結果へのつながりが判りやすくなるような記載について、事務局で議論していきたい。

(4)「支援結果把握」

  • 評価点の高い案件は、今後の課題、成果を活かすために求められる取り組み、必要なフォローが詳細に記載されているが、評価点の低い案件は、具体的な課題解決や、今後の課題等が不明瞭である。
  • 評価基準の評価点3は、「支援による組合の経営改善状況などが明記されている」となっているが、組合ビジョンや事業計画策定支援の場合、支援の結果を求めるには時間を必要とするので、サービス提案書にある「期待される効果」欄に記載されている支援効果が、今回の支援によって「支援により得た成果及び次のステップにどう繋げたか」で評価することも必要ではないか。

(事務局)
評価基準にある経営改善状況の「経営」には、業績に限らず、向上支援事業のメニューの進展、ビジョン、事業計画、活性化へとステップアップして実現に向かうという視点も含まれるものと考えており、支援結果の様式のカッコ書きにある「どのように成果が上がったか」について、委員からご提案いただいた「支援により得た成果及び次のステップにどう繋げたか」についても含まれていることが明確になるよう事務局で議論していきたい。
(5)「議事録作成」

  • 評価点の低い案件は、当日の議論の概要のみの記載に留まっている。今後の方向性や当日の検討課題、専門家・組合員間の議論についても記載すべき。
  • 本事業は専門家派遣事業なので、議事録には派遣専門家が検討の中でどのような役割を果たしたか、具体的なアドバイス内容も含めて記載するとともに、組合側がどう受け止めたかついても盛り込んで欲しい。

(6)「組合ビジョン等」

  • 中期で取り組む戦略について、緊急性・重要性及び費用・効果の視点で分析を行い、組合が何から手を付ければよいか意思決定を行いやすい提案を行っている案件は評価できる。
  • 今回、事業計画作成支援では、具体的な数値計画まで落とし込まれている案件がなかった。特に、債務超過や、経年赤字の組合では財務的な体力を勘案して、事業計画の投資に耐えられるか、投資の回収年数などの検討が必要である。

(事務局)

  • 財務状況については、課題分析に留まらず、計画策定時の実現可能性という観点から財政状況のチェックにも目を向けていただくよう支援機関に伝えていきたい。
  • パワーポイントを用いた計画書の作成は、取組み項目の目出しや図表が中心となるため、後に見返す場合に内容が分かりにくくならないか。
  • 事業計画作成支援について、評価点の低い案件では、策定された事業計画の実行へのイメージがつかみにくい印象を受けるので、活性化支援等の活用による計画実行のサポートが必要ではないか。

(7)審議結果
委員審議の結果、評価について承認。
(事務局)委員の皆様からの組合支援機能の向上につながる貴重な意見をいただいたので、支援機関にフィードバックしていきたい。
3.今後のスケジュール等説明後、閉会。

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