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更新日:2010年8月5日

ページID:34828

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こんなの食べたことありまっか?

地元大阪の関係者の方々から、足で集めた食肉のあれこれ

珍味として、こんな情報が寄せられました。

大阪ならではの珍味-馬編

  1. さいぼし→馬の燻製肉
    さいぼしの写真
    保存食として100年以上前から珍重されてきました。
    新鮮な馬肉を板状に切ってから塩をして、くぬぎの木をゆっくり燃やし、その煙で燻しあげます。
    永く風味が落ちず、硬くもならず、惣菜の逸品となります。
    そのままで、また生姜醤油につけても最高の珍味です。
  2. かっぱ
    かっぱの写真
    さいぼしの硬い部分で、これまた美味。酒の肴にすればとまりません。

大阪ならではの珍味-牛編

  1. 油かす
    油かすの写真
    腸を煮つめて脂を抜き、乾燥させたもの。
    野菜の煮こみのだしに使ったり、素焼きにして酒の肴にも。
    かすうどん、丼なども有名で、最近ではお好み焼きやたこ焼きの具としても使われています。
    馬の油かすは希少で、牛に比べてコリコリっと硬いです。
  2. 煮こごり
    煮こごりの写真
    牛すじ肉入りのゼラチン風固め。「こごり」とも呼ばれます。
    さらに、なかなかお目にかかれない物としては!
  3. ふくの天ぷら
    →牛の肺を食べやすい大きさに切り、粉をつけて揚げたもの。
  4. たちの天ぷら
    →脾臓を揚げたもの。
  5. クロマメ
    →とても通好み。牛の腎臓。

…などなど、大阪の食文化は奥は深いのです。
食べる機会があったら、是非チャレンジしてみて下さいね!

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