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大阪きゅうめいプロジェクト<救急医療機関との連携>
大阪府では、「大阪府死因究明等推進計画」(令和5年3月策定)に基づき、死因診断体制の整備に取り組んでいます。
その一環として、救急医療機関との相談体制を構築するため、大阪市内の救急医と監察医による死因診断等の意見交換(監察医による診断結果のフィードバック)を行っています。
また、警察による捜査の結果、事件性が認められないご遺体については、救急医療機関で積極的に死因診断できる体制づくりに取り組んでいます。
監察医による死因”究明”と救急医による患者”救命”を掛け合わせて、「大阪きゅうめいプロジェクト」と名付けました。
「救急医療機関との連携」が必要な理由は、主に次のような現状があります。
・監察医事務所での検案事例のうち、37%が救急医療機関での死亡例でした。(令和4年度)
・救急医療機関が入院時の血液検査やCT検査の結果を監察医に提供いただいた場合、死因を診断できた事例が少なくない。
「大阪きゅうめいプロジェクト」では、主に次のようなことに取り組んでいます。
・救急医による死亡診断のメリットの共有
・(参考)死亡を確認された救急医(臨床医)の先生方へ《ダウンロード用資料(PDF:175KB)》
・血液検査とCT検査の有効性の共有
・監察医事務所での診断事例【工事中】