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結核・呼吸器感染症予防週間2025
結核は、過去の病気ではありません!
結核は人から人へうつる「感染症」のひとつです。
厚生労働省では、毎年9月24日から9月30日を「結核・呼吸器感染症予防週間」と定め、結核に対する意識の向上を図ることとしています。
大阪府は結核患者が多い!
全国では令和6年には10,051人の結核患者が発生しています。そのうち、大阪府の結核患者は1,118人でした。
高齢者が大多数!
藤井寺保健所管内では令和6年に、新たに結核と診断された人のうち70歳以上が70%以上を占めています。
咳や痰などの特徴的な症状がない場合もあります。
咳やたんが2週間以上続いたり、微熱や体のだるさが続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
こんな症状には注意を!
結核の症状は、新型コロナウイルス感染症の症状と似ています。
・せきが2週間以上続いている
・痰がでる
・食欲が低下している
・体重が減る
・微熱
上記の症状が続いたら要注意です!
早めに医療機関を受診しましょう。
結核を早期発見するために
定期的に健康診断を受けましょう。
結核を発症しても、早期に発見できれば重症化を防げるだけではなく、家族や友人などへの感染拡大を防ぐことができます。
「年に1回から2回の胸部エックス線検査を受けること」が重要です。
有所見の場合は、過去の胸部エックス線検査と比較してもらいましょう。
結核は、早期発見できちんとお薬を飲めば治る病気です。
【関連リンク】
結核について(結核予防会のページ)(外部サイト)(外部サイトへリンク)