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更新日:2024年5月23日

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府域一水道に向けたWebセミナーについて

本セミナーは、府域水道事業の基盤強化に向け、広域化、一水道に向けた取組みの一つとなるものです。
基調講演を2題、府域の取組みを4題ご用意しています。
なお、各演題の説明者は敬称略としております。

部長あいさつ

本取組については、当初、府内の水道関係者が一堂に会し、府民の皆さんもお越しいただけるシンポジウムという形で企画をしておりましたが、新型コロナウイルスの感染状況等を踏まえ、Webセミナーという形で実施することといたしました。

水道事業を取り巻く環境を見ますと、人口減に伴う給水量や料金収入の減少等、事業運営の見通しは極めて厳しい状況となっております。また、施設や管路の老朽化対策、大規模災害に備えた耐震化の推進、人材育成や技術力の確保等、多様な課題への早期の対応も求められています。

水道事業は主に各市町村が経営主体となり、市町村から各家庭に水道水を届けていますが、様々な課題に対応するには、市町村の枠を超えた広域的な連携により、効率的に水道事業を行う必要があります。大阪府内では、大阪市を除く府内全域に水道水を卸売りする大阪広域水道企業団を通じた広域的な水道システムが整備されていたことから、この特徴を生かした運営基盤の強化策として、企業団を核とした広域化を推進し、大阪市を含む府域全体が一つの水道事業体となる府域一水道を目指すこととしています。

是非、本セミナーをご覧いただき、水道の課題や将来について考えるきっかけとしていただければ幸いです。

大阪府健康医療部長 藤井 睦子

第1部 基調講演

  1. 「水道事業の広域連携 水道事業を取り巻く現況と府域水道に期待すること」
    厚生労働省医薬・生活衛生局 水道課長 熊谷 和哉
    スライド資料 (PDF:1,342KB) (PDF:230KB)
    自動音声によるナレーションを吹き込んだスライドはこちら(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
  2. 「持続可能な水道事業経営と広域化について」
    近畿大学経営学部 教授 浦上 拓也
    【浦上教授 経歴】
    2001年神戸大学大学院経営学研究科修了。
    2001年に大阪府立産業開発研究所で嘱託研究員として、2002年からは近畿大学に講師として就任、2013年に教授昇任。
    イギリスへの2度の研究留学や水道分野の国際共同研究を行い、国内においても厚生労働省厚生科学審議会等の委員を多数歴任。
    本府においても4事業体の審議会委員を務める等、水道業界において重要な役割を果たされている。
    動画(約22分)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

第2部 府域一水道に向けて

  1. 「府域一水道に向けた大阪府の取組み」
  2. 「大阪広域水道企業団への事業統合に向けた取組み」
  3. 「大阪市の広域連携と官民連携の取組み」

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