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大阪府水道基盤強化計画に基づく令和7年度の取組状況
大阪府水道基盤強化計画に基づき府が実施した主な取組を記載しています。
水道の基盤強化に向けた事例等説明会について
水道事業体間での情報共有を行うため以下のとおり開催しました。
説明会の概要
日時:令和7年8月7日(木曜日) 14時から17時まで
場所:大阪府庁本館5階 正庁の間(web併用)
参加者数: 会場参加63名(14水道事業体、近畿地方整備局、大阪府健康医療部)
web参加20水道事業体
内容:
(1)水道事業体による事例紹介
1. 衛星画像とAIを活用した漏水調査(東大阪市、大東市、八尾水道センター(大阪広域水道企業団) 、摂津市)
2. AIを活用した管路劣化診断(泉佐野市)
3. スマートメーターに係る取組(大阪市、吹田市)
4. 水道料金改定に係る住民理解の取組(池田市)
(2)国の施策(水道DX推進等)の説明(近畿地方整備局)
(3)水道事業体間での意見交換
DX技術の導入や活用、料金改定に際してのサポーター制度等に関し、意見交換が行われました。
水道事業の基盤強化等に関する国土交通省への要望について
府では、府域一水道に向けて取り組んでおり、大阪広域水道企業団と府内市町村の水道事業との統合が進められていますが、国の広域化事業等に係る交付金が令和16年度までの時限措置となっていることから、以下のとおり、時限措置の撤廃・延長等について要望を実施しました。
要望の概要
- 要望日:令和7年8月20日(水曜日)
- 要望先:国土交通省
- 要望者:大阪府 渡邉副知事、大阪広域水道企業団 永藤企業長
- 概要:
(国定 国土交通大臣政務官コメント)
水道事業の経営統合だけでなく、将来の事業統合まで見据えて取り組まれており、大変なことであり、ご苦労をされていることと思う。今回の要望をしっかりと受け止め、具体的に検討をしたい。
(石井 上下水道審議官コメント)
水道の大きな課題は経営の広域化を進めることであると強く認識している。
広域化がさらに進むよう、制度の拡充などを検討していきたい。耐震化や老朽管対策として予算確保にも全力で取り組んでいく。
左写真(左から、国定 国土交通大臣政務官、渡邉 大阪府副知事、永藤 大阪広域水道企業団企業長)
右写真(左から、石井 上下水道審議官、渡邉 大阪府副知事、橋本 大阪広域水道企業団副企業長)