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ハンセン病に関する正しい知識の普及啓発
新着情報
- 令和7年(2025)年8月6日ハンセン病医学夏期大学講座開催のお知らせ
- 令和7年(2025)年1月31日ハンセン病問題講演会
- 平成26年(2014)年4月1日大阪府保存資料について
はじめに
大阪府では、過去において法律に基づいて行った様々な事務により、患者、回復者、そして家族の方々に多大な苦難と苦痛をおかけしたことについて、心から反省するとともに、関係者にお詫びをしました。
今後、二度とこのようなことを起こさないよう、ハンセン病を正しく理解していただくためにしっかりと啓発に取り組んでまいります。
そして、療養所が世間と隔絶された特別の存在ではなく、地域社会の一部として機能し、また社会復帰を希望する入所者の方々の社会復帰がスムーズに行うことができ、かつ、社会復帰者が安心して生活を送ることのできる社会を構築する必要があります。
ここでは、ハンセン病に関する資料等を掲載しておりますので、是非ご一読いただくとともに、地域での研修やサークル活動等にご活用ください。
ハンセン病について
ハンセン病は、決して遺伝しない病気ですが、過去においては遺伝病として恐れられたり、隔離が必要な伝染性の病気として誤解されてきました。
そのような誤解が、「いわれのない差別や偏見」を生じ、重大な人権侵害をもたらしました。
現在では、治療薬が開発され、また、感染力が非常に弱いことから、ハンセン病は完治する病気となっています。
しかし、今でも、みなさんの中にこう思っている人がいませんか?
「大丈夫や言うてるけど、本当は『治らない病気』や」、「感染するのでは?」このような誤った思いが意識の中にあるかもしれません。
この誤解を解くため、資料の内容をしっかり読んで正しい知識を身に付けることが大切です。
ハンセン病医学夏期大学講座開催のお知らせ
厚生労働省の主催で、医療関係者(医師や看護師等)や医療系学生を対象に、ハンセン病及びハンセン病問題に関する知識の普及を図ることを目的に「ハンセン病夏期大学講座」を開催します。
詳しくは、ハンセン病医学夏期大学講座(外部サイトへリンク)をご覧ください。