こころのケア

更新日:令和2年10月2日

災害や事件・事故など、個人で対処できないような突然の衝撃的なできごとを体験すると、人はこころに傷を負います。
ひどいショックを受けると、こころとからだにいろいろな反応が起こることがあります。
それは誰にでも起こりうることで、特別なことではありません。

また、反応のあらわれ方や反応がおさまるまでの期間は、人によって異なります。
多くの場合は、時間とともに徐々におさまっていきます。
もし、反応が長く続いたり、強すぎてつらい場合は、専門の相談機関や医療機関に相談しましょう。
 

新型コロナウイルス感染症に関するこころのケアについてのページはこちら

こころやからだに生じるさまざまな反応

●こころの反応
 ・ひとりでいるのがこわい
 ・不安になる
 ・イライラする
 ・おこりっぽい、急にキレる
 ・自分を責めてしまう
 ・何にも興味がもてない
 ・自分がダメな気がする
 ・感情がわかない            …など

●からだの反応
 ・熱が出る、汗が出る、ドキドキする
 ・眠れない、こわい夢をみる
 ・おなかが痛い、頭が痛い
 ・食欲がなくなる
 ・吐き気がする
 ・排泄の悩み(下痢や頻尿など)
 ・皮膚の悩み(かゆみなど)
 ・疲れがとれない            …など

●生活や行動の変化
 ・集中できない
 ・しゃべりすぎ
 ・勉強する気がしない
 ・忘れっぽい、前のことが思い出せない
 ・ひきこもりがち             …など
 

〇子どもの場合
 ・いつもより泣いたり、大人にしがみついて離れない
 ・赤ちゃん返り、甘える・わがままを言う
 ・夜尿、お漏らし
 ・反抗、乱暴
 ・遊びの中で起きている出来事を再現する                    …など

こころとからだの健康を保つために・・・

●マイペースを心がけましょう
 ・上記のような反応は、時間の経過とともに、少しずつおさまっていくことがほとんどです。
  自分が弱いと思ったり、早く乗り越えなければいけないと焦ったりしないことが大切です。
 ・回復の仕方や早さは、一人ひとり違います。
  自分のペースにあわせ、がんばりすぎないようにしましょう。

●不安を軽減しましょう
 ・信頼できるところから、正しい情報を手に入れるようにしましょう。
 ・出来事に関連したニュースや映像を繰り返し見ることは避けましょう。


●気持ちとからだをいたわりましょう
 ・十分な休息をとることが必要です。適度な食事と十分な睡眠を心がけましょう。

●自分の生活を取り戻しましょう
 ・小さなことからでもかまいませんので、あなたの日常生活に少しずつ戻りましょう。

●体験したことや気持ちを分かち合いましょう
 ・自分の気持ちや反応について、信頼できる人に話すことが、回復の助けになります。

◎リーフレット   「こころのケア」 [PDFファイル/592KB]  「こころのケア」 [テキストファイル/4KB]
           「子どものこころのケア」 [PDFファイル/576KB]  「子どものこころのケア」 [テキストファイル/4KB]

◎参考資料    「体と心を大切に〜災害にあうと心だってケガをしますよ〜」(外部サイト)    出典)全国精神保健福祉センター長会(外部サイト)

こころに傷を受けた人と関わるとき

こころに傷を受けた人は、自分の変調に気づきにくいものです。
身近にいる人が、こころに傷を受けたときに起こる反応を正しく理解し、適切に対応することが大切です。

●安全な場所で安心して過ごせるようにしましょう
 ・傷や衰弱などがある場合は、まず、からだのケアをしましょう。
 ・日常生活がスムーズに行えるよう、援助することも大切です。
  基本的なニーズを満たし、可能な限り日課や習慣を保ちましょう。

●話をじっくり聞きましょう
 ・本人のニーズや心配していることを確認するようにしましょう
 ・無理に聞き出したり、相手の気持ちを批判したり、自分の考えを押し付けることは、禁物です。
 ・自分を責めている人には、「あなたが悪いのではない」と、話すことも役に立ちます。

●必要なところにつなぎましょう
 ・強いストレスを抱えていたり、日常生活に支障をきたしている場合は、公共サービスや社会的支援、専門家につなぎましょう。

●ご自分へのいたわりも大切にしましょう
 ・「何とかしなければ・・・」と思い込んで、がんばりすぎないようにしましょう。
 ・ひとりで抱え込まないようにしましょう。

回復のペースは、人それぞれ違います。焦らず、急かさず、見守りましょう。
また、自分自身のケアやリフレッシュも大切にしましょう。

支援者のメンタルヘルス

突然の衝撃的なできごとがあった時、支援にあたる方々も心理的な影響を受けます。

●支援者の受けるストレス
 支援者は少しでも役に立ちたいと思って、ついつい無理をかさねてしまいがちですが、からだには確実に疲れがたまっています。

 被災者等の様々なニーズに応えることは難しく、自分の仕事に不全感が残ることもあります。
 支援に対して、非難を受けることもあり、強いストレスを感じることもあります。

 支援者自身も突然のできごとに大きなショックを受け、こころに傷を負っていたり、場合によっては、喪失を抱えていることもあります。

●支援者へのアドバイス
 支援者が倒れてしまっては、被災者等への支援ができなくなってしまいます。
 「とことんがんばって倒れる」のではなく、支援者の役割を果たすことができるように、自分自身のメンタルヘルスにも気を配りましょう。

  1. 基本的なニーズを満たしましょう。休憩と食事・水分を意識して摂りましょう。
  2. 睡眠時間を確保し、不眠が続けば(お酒に頼らず)受診しましょう。
  3. 少しからだを動かしてみましょう。
  4. 誰かに自分の話を聞いてもらいましょう。仲間と話をして、お互いにサポートしあいましょう。
  5. 自分の働きを誉めましょう。困難がありながらも、困っている人のケアをするという立派な仕事を果たしていることを思い出してください。
  6. チームメンバーの心身の健康を守るための仕組みを整え、組織として取り組むことも大切です。

◎リーフレット  「支援者のこころのケア」 [PDFファイル/561KB] 「支援者のこころのケア」 [テキストファイル/5KB]

◎参考資料   「職員・支援者のメンタルヘルス」 [PDFファイル/174KB] 「職員・支援者のメンタルヘルス」 [Wordファイル/32KB]
          出典)全国精神保健福祉センター長会(外部サイト)

情報はこちらから

●こころのケアに関するリーフレット・刊行物
  
http://www.pref.osaka.lg.jp/kokoronokenko/download/index.html

●全国精神保健福祉センター長会
 「こころのケア公開資料(災害、事故、事件、学校危機等)」
   
http://www.zmhwc.jp/news_kokoronocare.html


●こころの健康に関する電話相談
 <大阪市・堺市以外の大阪府にお住まいの方>
   電話番号  06−6607-8814(直通)
   相談時間 9時30分から17時(土日・祝日を除く)

  <大阪市にお住まいの方>
   電話番号 06−6923-0936(直通)
   相談時間 9時30分から17時(土日・祝日を除く)

 <堺市にお住まいの方>
   電話番号 072−243-5500(直通)
   相談時間 9時から12時、12時45分から17時(土日・祝日を除く)


*電話でのご相談が困難な場合は、FAXにて下記にお問い合わせください。
<大阪府>06-6691-2814 <大阪市>06-6922-8526 <堺市>072-241-0005
相談につきましては、コミュニケーション方法を考慮した上で、後日、関係機関や専門機関をご紹介させていただきます。
なお、土・日・祝日、年末年始にお問合せいただいた場合は、次の開庁日の対応になります。

●こころの健康に関する相談窓口
   大阪府の保健所、大阪市各区保健福祉センター、堺市各保健センター及び府内中核市(東大阪市、高槻市、
   豊中市、枚方市、八尾市)の保健所(東大阪市は各保健センター)でこころの健康に関する相談などを受け付けています。
   
http://www.pref.osaka.lg.jp/chikikansen/hokensyo/syozaichi.html

●大阪府内の相談窓口検索ページ(悩みの相談窓口一覧)
  http://www.pref.osaka.lg.jp/kokoronokenko/soudankikan/jisatsu_soudan.html


●大阪府内の精神科医療機関検索ページ
  
http://kokoro-osaka.jp/list/listfind.html

※地震に関するこころのケア以外の支援等の情報はこちらから

災害時等こころのケア研修

研修については下記のページをご覧ください。

災害時等こころのケア研修(クリックしてください)

このページの作成所属
健康医療部 こころの健康総合センター 事業推進課

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