第33回 大阪府公共建築設計コンクール

更新日:2024年4月16日

◆課題趣旨

 今年度の設計課題は、大阪府営山田池公園の「自由広場」に隣接する休憩所です。

 山田池公園は枚方市の中心部に位置し、中心となる山田池は1200年前の築造と言われ、深刻な水争いの記録も残されているような歴史的にも貴重なため池です。
また、春日山には神社(春日社)が建てられ、地元の豊作祈願の信仰の場にもなっていました。現在の山田池公園は、区域の中央を東西に走る市道によって「山田池を中心として樹林・竹林地帯が広がる北地区」と、「開放的な芝生広場がある南地区」に二分されています。

 昭和48 年度より北地区の整備をはじめ、平成8年には南地区の整備に着手し、平成29年に現在の面積(73.7ha)になっています。山田池や春日山、ハナショウブをはじめとする日本の伝統園芸植物の栽培など豊かな自然環境を生かし、心身の健康づくりやイベントの開催などにより府民に親しまれています。

 今回の課題となる計画地は、山田池公園マネジメントプラン(案)において南地区の「賑わい創出ゾーン」に設定されている「自由広場」に隣接しています。「自由広場」には子どもたちに人気の大きな複合遊具があります。また、周辺には水遊びができる小川や広大な芝生の丘、芝生広場などがあり、年間を通して子どもを中心に多くの人が利用しています。

 以上のことから、今回は、【柔らかなまなざしで見守る休憩所】をテーマに提案を募集します。

 適宜、現地調査を行い、周辺環境との「関係性や調和」を考慮しながら、「自由広場」の一部改修を含めて、広場で遊ぶ子どもを見守る保護者の休憩場所を主目的とした休憩所の提案を期待しています。

◆応募要領

◆スケジュール

◆審査結果について

◆第33回入選作品集

◆表彰式・プレゼンテーション会について

このページの作成所属
都市整備部 住宅建築局公共建築室計画課 計画グループ

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