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職員ロングインタビュー【環境】
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課
西山 由真 Nishiyama Yumi
平成28年 入庁
【配属歴】
平成28年 環境農林水産部 環境管理室 事業所指導課
平成30年 健康医療部 環境衛生課
(現 健康医療部 生活衛生室 環境衛生課)
令和2年 環境農林水産部 エネルギー政策課
(現 環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課)
ある1日の仕事のながれ
現在の仕事内容を教えてください。
大阪府が掲げる「2050年二酸化炭素排出量実質ゼロ」をめざして、太陽光発電など再生可能エネルギーの活用やさらなる省エネ促進を進めていくための施策・事業に携わっています。具体的には、「大阪府気候変動対策の推進に関する条例」に基づく、事業者からのエネルギー削減計画・報告への対応のほか、新たな制度構築・運用改善などの検討をしています。
現在の仕事のやりがいを教えてください。
脱炭素は、関心が高い話題として、行政や民間で様々な取組みが模索されているなか、府としても新たな施策を構築・展開しています。現在、取り組んでいる制度構築業務では、脱炭素社会をめざすためにどのようにしていくかを自身で考え、グループで議論し、それが形になるというところにやりがいを感じています。
入庁前のイメージと違っていたことはありますか。
入庁前は、公務員の職場は、型にはまっていて、マニュアルどおりに仕事を行い、融通が利かないというイメージを持っていました。しかし、実際に入庁すると、課題と感じることについては、職階に関係なく意見やアイデアを出し合って改善していくとともに、新たに良いと思ったものは速やかに事業化の検討を進めるなど、想像していたよりも、柔軟性に富んだ風通しの良い職場環境でした。
職場の雰囲気はいかがですか。
現在の職場では、男女比や年齢層に偏りはなく、新規採用の若手から経験豊富な先輩まで幅広く在籍しています。年齢の近い同僚と気兼ねのないディスカッションをしたり、経験豊富な先輩へ業務の方向性について相談をしてアドバイスをもらうなど、風通しが良い働きやすい職場であると感じています。
仕事とプライベートはどのように両立されていますか。また、休日の過ごし方についても教えてください。
自分の担当業務に対して、年間を通した大まかな業務計画を立てるとともに、毎日の業務についても目標を立て、集中して業務にあたり、定時退庁できるよう心がけています。休日は海や湖など自然豊かな場所のほか、趣味の水族館巡りに出かけるなど、オンとオフを使い分けて過ごしています。
入庁してからこれまで、最も印象に残っている仕事について教えてください。
最も印象に残っている仕事は、最初に配属された事業所指導課で、指導に難色を示し、耳を傾けていただけなかった事業者の方に、事業者の立場に立って、対応していただくことの必要性を、根気強く何度も説明を行ったところ、少しずつ理解を得ることができ、最終的に対応していただけたことです。この経験から、相手の立場を考えたコミュニケーションと信頼関係の構築が重要であることを学びました。
大阪府で働くことを考えている方へメッセージをひとことお願いします。
大阪は、大都市でありながら、大阪湾や山々に囲まれる自然豊かな一面も持ち合わせています。環境職は、そんな魅力あふれる大阪の環境を守り、持続可能な社会を実現していく一端を担える職業の一つだと思います。環境を守りたいという熱い思いを持つ方にはぜひ環境職を受験いただきたいです。一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
ある1日の流れ
メール確認、届出の審査、事業者からの問合せへの対応
課内打合せ、資料作成、課内調整
※掲載されている職員の職務内容、所属及び所属名称は掲載当時のものです。