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いろいろな本や読書の方法を紹介します
文字が読みにくい方、文字による読書が困難な方も、読書を楽しめるよう、いろいろな本があります。
このページでは、いろいろな本や読書の方法などの情報を紹介します。
いろいろな本や読書の方法があります
大活字本、拡大読書器
大活字本とは、文字の見えにくい方にも読みやすいように字や図を大きくした図書です。
拡大読書器とは、文字を大きく表示する読書を支援する機器です。紙面をそのまま拡大表示するだけでなく、コントラストを協調した白黒表示、白黒反転表示等を行えるなど、いろいろな拡大読書器があります。
点字図書
点字図書とは、指でさわって読めるように、点字で記された図書です。
点字とは6つの点の突起を組み合わせて、文字や記号、数字、アルファベットを表したものです。
点字で表す50音などのしくみについては、こちらをご覧ください
デイジー図書
デイジー図書とは、本や雑誌の内容を音声で記録した図書です。
目次から、読みたいページに移動することや再生スピードを変えることができます。デイジー図書には、音声だけで製作された音声デイジーの他に、画像が表示され、読み上げている文字がハイライトされるマルチメディアデイジーがあります。デイジー図書を聞くには、専用の再生機器か再生ソフトが必要です。
参考
当課作成の、地域で学ぶ入門期からの日本語学習教材「きいて まねして はなして - 「わたしたちが語る」20のエピソード-」を、多言語絵本の会(Multilingual Picture book Club)Rainbowが音声教材として作成し、ホームページに掲載されていますのでお試ください。
日本語学習教材 きいて まねして はなして - 「わたしたちが語る」20のエピソード(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)こちらは専用の再生機器か再生ソフトがなくても視聴できます。
対面朗読(リーディング)
対面朗読(リーディング)とは、視覚障がいなどにより活字による読書が困難な方に、本や雑誌を、専門の朗読者が音読するサービス(対面朗読)です。
LLブック
LLブックとは、知的障がい、学習障がいなど通常の活字図書の利用が困難な人にも理解できるように、図や写真を多く使うなどの工夫をして書かれた本のことです。
※LLブックのLLとは、スウェーデン語のLattlastの略語で、「やさしく読める」という意味です。
さわる絵本・布の絵本
さわる絵本とは、さまざまな材料を用いて盛り上がった形の挿絵を作り、それを貼り付けるなどして、指でさわって絵が分かるようにした絵本です。
布の絵本とは、さわる絵本の一種で、厚地の台布に絵の部分を縫い付けたり、貼り付けたりし、マジックテープやボタン、ファスナー、紐等を用いて、留めたり、外したり、結んだりできるようにした絵本です。
多言語絵本
多言語絵本とは、日本語の絵本や外国語の絵本などいろいろな言語の絵本のことです。
絵本の中には、日本語の絵本をいろいろな外国語に翻訳した絵本や、外国語の絵本を日本語に翻訳した絵本などがあります。
大阪府立中央図書館に多言語絵本がありますので、図書館までお問い合わせください。
また、大阪府では、外国にルーツのある子どもに対して、本を自由に読むことができる環境を提供するために「多言語読書活動推進事業」を実施しており、
「いろいろなことばで、どくしょをたのしもう!」で、おすすめの絵本や絵本の楽しみ方を紹介していますのでご覧ください。
図書館に行くことがむずかしい方には
図書館に行くことがむずかしい方には、本の郵送貸出サービスを行っている図書館もあります。
また、インターネット経由で利用できるサービスもありますのでお近くの図書館にご相談ください。