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令和5年4月「大阪府CO2森林吸収量・木材固定量認証制度」がスタートしました!
認証制度について
森林は大気中の温室効果ガスCO₂の吸収源としての役割のほか、森林から供給される木材は、炭素を長期的に貯蔵することが可能なことから、建築物等に利用することは「第2の森林づくり」と呼ばれています。
脱炭素社会の実現に資する取組みとして、「大阪府内における森林整備によるCO₂森林吸収量」や「大阪府内産木材の利用によるCO₂木材固定量」を認証する『大阪府CO₂森林吸収量・木材固定量認証制度』を創設しました。
【森林整備・木材利用のイメージ】
認証制度の特徴・活用のメリット
- 本制度で認証されたCO₂森林吸収量及びCO₂木材固定量は、「大阪府気候変動対策の推進に関する条例」に基づく、温室効果ガスの排出量削減の削減実績として算入することができます。
また、取組むべき重点対策項目に位置づけられ、対策項目の実施率に加点できます。 - 認証書が発行されますので、社会貢献活動の実績として広報活動等に活用することができます。
認証制度活用事例
トピックス
認証第1号
令和5年8月:株式会社阪急阪神百貨店が、阪急うめだ本店8階「GREEN AGE(グリーンエイジ)」のオープンと紳士服洋品
売り場の改装にあたって実施した大阪府内産木材を活用した内装木質化や木製じゅう器設置の取組みによる
CO₂木材固定量を、本制度の第1号として認証しました!
(実施内容の詳細は、下記の一般財団法人大阪府みどり公社 森林整備木材利用促進支援センターホームページ
をご覧ください。)
- CO₂木材固定量 6.8トン-CO₂ (大阪府内産木材使用量 8.48立方メートル)
写真は、阪急うめだ本店8階「GREEN AGE(グリーンエイジ)」
認証第2号
令和5年10月:豊中市が実施した、豊中市魅力文化施設での大阪府内産木材を活用した木製デッキスペース、ベンチ等の
木製什器設置によるCO₂木材固定量を認証しました。本制度において、府内自治体の取組みでは初となる
認証です!
(実施内容の詳細については、豊中市ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)又は、下記の
一般財団法人大阪府みどり公社 森林整備木材利用促進支援センターホームページをご覧ください。)
- CO₂木材固定量 0.9トン-CO₂ (大阪府内産木材使用量 1.14立方メートル)
認証第3号
令和5年12月:鉄建建設株式会社が実施した、高槻市における森林整備(植栽)によるCO₂森林吸収量を認証しました。
本制度において、森林整備の取組みでは初となる認証です!
また、今回の取組みは、大阪府アドプトフォレスト制度を活用した森林整備です。
- CO₂森林吸収量 0.3トン-CO₂/年(森林整備(植栽)0.1ha)
本制度を活用した森林整備や木材利用の事例はこちらをご覧ください。
⇒一般財団法人 大阪府みどり公社 森林整備木材利用促進支援センター(外部サイトへリンク)
大阪府CO₂森林吸収量・木材固定量認証制度実施要領等について
- 大阪府CO₂森林吸収量・木材固定量認証制度 実施要領はコチラ 実施要領(ワード:47KB) 実施要領(PDF:278KB)
- 大阪府CO₂森林吸収量・木材固定量認証制度 実施基準はコチラ 実施基準(PDF:92KB)
- 大阪府CO₂森林吸収量・木材固定量認証制度 算定基準はコチラ 算定基準PDF:145KB)
- 大阪府CO₂森林吸収量・木材固定量認証制度 QA集はコチラ QA集(PDF:272KB)
大阪府指定認証機関について
令和5年度から令和6年度における認証機関は下記のとおりです。ご興味のある方・活用を検討されたい方、お気軽に下記まで問合せください。
[認証機関]一般財団法人 大阪府みどり公社 森林整備・木材利用促進支援センター(外部サイトへリンク)
〒541-0054 大阪市中央区南本町2-1-8
電話番号 06-6563-7321 FAX番号 06-6266-8665
E-mail shien@osaka-midori.jp
大阪府気候変動対策の推進に関する条例について
- 大阪府気候変動対策の推進に関する条例については、推進に関する条例のページ(別ウィンドウで開きます)をご覧ください