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更新日:2026年6月17日

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大阪の地場産業について

 大阪の地場産業は、地域の特性や歴史的背景をもとに、多種多様な業種がバランスよく集積した産業群として、中小企業のまち大阪の活力ある発展に寄与してきました。
 このページでは、63業種にのぼる地場産業について、その歴史や概要などを紹介します。

地場産業とは

【定義】
 主として地元の資本による中小企業群が、一定の地域に集積して、技術、労働力、原材料、技能(伝統を含む)などの経営資源を活用し、生産、販売活動をしているものとされています。
大阪府においては、昭和56年に、
1.中小企業性ないしは並存業種である、
2.地域集中性が強い、
3.事業所数が200以上のもの、
4.出荷額500億円以上のもの、
5.市町村より推薦のあったもの、
のいずれかにあてはまる63業種を選定しています。


【発祥】
大阪の地場産業を、その発祥によって類型化すれば次のようになります。
1.江戸時代からすでに存立していた産業が、当時の生産技術を基本にして、あるいは機械生産に移行して現在も活動している地場産業
 (例)綿スフ織物、注染業など
2.江戸時代の産業の資本及び技術が基本となって新しい製品を開発し、発展した地場産業
 (例)タオル、毛布、自転車、敷物、袋物、竹すだれなど
3.明治維新を契機として新しく西欧から移入されて発展した地場産業
 (例)人造真珠、めがね、作業工具、ミシン部品、金網、ボタン、歯ブラシなど


【沿革】
大阪の地場産業を年代別に見ていくと、次のようになります。
【昭和30年代】 
経済の高度成長とともに、賃金の上昇により低賃金労働力基盤が崩れ、地場産業の経営変革が進んだ。
【昭和40年代】 
発展途上国の追い上げにより、国際競争力が低下し、輸出が減少するとともに輸入の増加も見られた。
【昭和50年代】 
低成長経済に入り、国内需要の低迷や輸出減・輸入増、輸出業者の内需転換などにより販売競争は激化した。
【昭和60年代】 
急激な円高の影響を受けたが、内外市場の構造変化のもとで、地場産業の高度化が見られた。
【平成元年以降】 
平成バブルによる景気拡大とその崩壊による不況の中で歴史的な転機を迎え、変革が求められている。

府内地場産業一覧

大阪府には、繊維・化学関係の業種が18業種、機械金属関係の業種が17業種、生活用品関係の業種が28業種の全63業種の地場産業があります。
 

大阪の地場産業の分布
【繊維・化学関係(18業種)】

• 靴下
• 作業手袋
• 敷物
• 紳士既製服
• 石鹸・洗剤
• タオル
• 注染和晒
• 塗料
• 撚糸
• 婦人子供服
• 布帛縫製品
• 帽子
• 紡績
• 丸編ニット
• 綿スフ織物
• 毛布
• 横編ニット
• プラスチック製品


【機械金属関係(17業種)】
• 家庭用ミシン・同部品
• 金網
• ねじ(加熱鋲螺・製線鋲螺)
• 金属熱処理
• 建築金物
• 鋼索(ワイヤーロープ)
• 自転車・同部品
• 作業工具
• 繊維機械・同部品
• 銑鉄鋳物
• 鍛工品
• 鉄管継手
• 農業用機械
• 普通線材製品
• ベアリング
• めっき
• 金型


【生活用品関係(28業種)】
• 印刷
• かばん
• ガラス製品
• 革靴
• 眼鏡類
• 玩具
• 木ブラシ
• 紙器
• 児童乗物
• 事務用紙製品
• 人造真珠
• 線香
• 製本
• 竹すだれ
• 段ボール箱
• 木櫛
• 妻楊枝
• 歯ブラシ
• 刃物
• 普通合板
• ケミカルサンダル
• ほうろう鉄器
• ボタン
• 袋物
• 魔法瓶
• 木製家具
• 鏡
• 洋傘

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