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令和3年度「SDGsビジネス創出支援事業」に係る企画提案公募について
持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年に国連が採択した、国際社会全体で解決に取組むべき社会課題であり、2030年までに達成すべき17の目標(ゴール)が掲げられています。大阪府としても、SDGsをビジネスの視点から解決していく企業活動の取組みを促進してきました。この度、令和3年度も引き続き、SDGsビジネスの創出・成長、市場拡大をめざすことを目的に「SDGsビジネス創出支援事業」を実施します。
この事業については、民間事業者等の知識やノウハウ等を活用し、より効果的・効率的に実施するため、企画提案公募により受託事業者を募集します。
新着情報
令和3年4月12日(月曜日)公募を開始しました。
令和3年4月19日(月曜日)公募説明会を開催しました。
令和3年4月26日(月曜日)質問の受付を終了しました。
令和3年4月28日(水曜日)FAQを掲載しました。
令和3年4月28日(水曜日)応募受付方法を変更しました。
令和3年5月20日(木曜日)最優秀提案事業者を選定しました。
受託事業者の選定結果について
このたび、「SDGsビジネス創出支援事業」について、公募型プロポーザル方式等事業者選定委員会において審査した結果、下記のとおり最優秀提案事業者が選定され、契約交渉の相手方が決定しましたのでお知らせします。
- 最優秀提案事業者及び契約交渉の相手方
株式会社矢野経済研究所
評価点70.7点(100点満点)
(うち企画提案部分50.7点、価格提案部分20.0点、提案金額3,047,000円)
※応募者が2者であったため、次点者の得点は公表しません。 - 選定結果の概要
- (1)提案事業者(2者、申込順)
- 大阪SDGsビジネス創出コンソーシアム共同企業体
- 株式会社矢野経済研究所
- (2)最優秀提案事業者の選定理由
SDGsビジネスのあるべき視点を的確に捉えており、新たな挑戦意欲や創意工夫がなされた企画内容となっている点を評価し、最優秀提案事業者とした。 - 【委員のコメント】
- サポーターとしてなり得るのは民間企業だけでなく、大学などの機関も含まれると考える。
事業に共感されるサポーターをしっかり集め、大阪府内でSDGsビジネスにチャレンジできる風土が醸成されることを期待する。 - これまでのビジネスマッチング実績等により得られた多くの知見を活かし、提案事業がより具体化され、成功することを期待する。
- サポーターとしてなり得るのは民間企業だけでなく、大学などの機関も含まれると考える。
- (3)選定委員会委員(五十音順)
- (1)提案事業者(2者、申込順)
職名 |
委員名 |
選任理由 |
---|---|---|
大阪弁護士会 弁護士 | 安達 友基子 | 法律の専門家としての知見を活用し、法的な観点から公平・公正性について審査していただくため。 |
大阪大谷大学 人間社会学部 |
岡島 克樹 | SDGsの現状・課題などについての知見から、提案内容の計画性、実現可能性等について審査していただくため。 |
一般社団法人大阪府中小企業診断協会 中小企業診断士 |
橋本 博 | 中小企業側の視点からの事業効果の高さ等を審査していただくため。 |
事業概要
(1)趣旨・目的
「持続可能な開発目標(以下、「SDGs」という。)」は、2015年に国連が採択した、国際社会全体で解決に取り組むべき社会課題であり、2030年までに達成すべき17の目標が設定されています。国連持続可能な開発委員会によると、SDGsにおける世界の市場規模は年間12兆ドルと試算されており、あらゆる分野の民間企業にとってビジネスチャンスとなりえるものです。
大阪・関西万博の開催目的は、「SDGsが達成された社会の実現」であり、そのためには、あらゆるステークホルダーの取組みが必要とされています。ステークホルダーの中でも「企業」の果たす役割は大きいと言えます。
また、2019年12月に改定された国の『SDGs実施指針』において、企業が経営戦略の中にSDGsを見据え、個々の事業戦略に落とし込んで持続的な企業の成長を図ることが重要とされています。加えて、大阪府では、G20大阪サミットで合意・共有された、海洋プラスチックごみによる新たな汚染を2050年までにゼロにする世界の共通ビジョン『大阪ブルー・オーシャン・ビジョン』実現に向けた取組みを進めることとしており、この取組みはSDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」(14.1「2025年までに、陸上活動による海洋堆積物や富栄養化をはじめ、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に減少させる」)等の達成に貢献するもので、ビジネスの視点からの取組みに大きな期待が寄せられているところです。
そこで、大阪府では、府内企業が本業でSDGsの達成をめざす「SDGsビジネス」の創出支援事業を展開し、府内におけるSDGsビジネスの創出・成長と市場拡大を後押し、同時にビジネスを通じてSDGsの達成に貢献していきます。
なお、本業務は、国際社会全体で取り組むべき課題をビジネスの視点から解決していく「SDGsビジネス」の事業化を支援することを目的としており、事業を実施するにあたり、
- 大阪でのSDGsビジネスの現状を把握していること
- 当該分野における高度な知識・技術、ノウハウ、創造性、人的資源を有していること
- 当該分野における企業マッチングやアライアンスの促進のノウハウを有していること
- 関係機関(経済団体、ファンド、産業支援機関、大学等)とも連携し、事業効果を最大限に得られるよう企画・運営する能力を有していること等が求められます。
そのため、府においては、上記の要件を満たす必要なノウハウ、人材を有機的、効果的に事業に結び付けていくため、公募型プロポーザル方式により、業務遂行が可能な組織・団体から実施手法等について幅広く提案を求め、事業者の選定を行います。
(2)業務概要
- (ア)SDGsビジネスマッチングイベント開催等業務
- (イ)「SDGsビジネスマップ」作成・PR業務
※詳細は、以下「応募の手続き」に掲示している仕様書をご覧ください。
(3)業務スケジュール
令和3年4月12日(月曜日) 公募開始
令和3年4月19日(月曜日) 説明会開催
令和3年4月26日(月曜日) 質問受付締切
令和3年5月12日(水曜日)提案書類提出締切
令和3年5月中旬 選定委員会
令和3年5月下旬 契約締結・事業開始
令和4年3月31日(木曜日) 事業終了
(4)委託上限額
3,048,000円(税込)
応募の手続き
公募要領の「3.公募参加資格」を確認の上、必要な書類を受付期間内に提出してください。
- (1)配布期間
令和3年4月12日(月曜日)から令和3年5月12日(水曜日)まで - (2)配布方法
以下からダウンロードできます。
各種書類及び様式のダウンロードはこちら - (3)受付期間
令和3年5月6日(木曜日)から令和3年5月12日(水曜日)(消印有効) - (4)提出先
大阪府商工労働部成長産業振興室産業創造課 産業化戦略グループ
住所:大阪市住之江区南港北1丁目14-16
大阪府咲洲庁舎(さきしまコスモタワー)25階
電話番号:06-6210-9485
新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、郵送による受付とします。
※必ず電話で発送した旨のご連絡をお願いします。
企画提案公募に関する説明会
- (1)開催日時
令和3年4月19日(月曜日)午後2時から午後3時まで - (2)開催方法
オンライン開催
オンライン会議システムMicrosoft Teamsを使用します。
(申込みいただいた方には別途視聴URLをご連絡します。) - (3)申込方法
電子メール(sangyosozo@gbox.pref.osaka.lg.jp)で、参加事業者名、参加者職・氏名、連絡先を明記の上、申込みください。
※1 件名に「【説明会申込:SDGsビジネス創出支援事業】」と明記してください。
※2 口頭、電話による申し込みは受け付けません。
※3 応募にあたって説明会の参加は必須ではありません。 - (4)説明会への申込期限
令和3年4月16日(金曜日)正午まで
質問の受付
- (1)受付期間
令和3年4月19日(月曜日)から令和3年4月26日(月曜日)午後5時まで - (2)提出方法
電子メール(sangyosozo@gbox.pref.osaka.lg.jp)で受け付けます。
※1 電子メール送信後、必ず電話で着信の確認をお願いします。
(確認先:成長産業振興室 産業創造課産業化戦略グループ 電話番号:06-6210-9485)
(土曜日及び日曜日を除く。午前10時から午後5時まで)
※2 質問への回答は産業創造課ホームページに掲示し、個別には回答しません。
<「SDGsビジネス創出支援事業」に係る企画提案公募に関するFAQ>
「SDGsビジネス創出支援事業」に係る企画提案公募に関するFAQ(PDF:103KB)
審査方法及び結果公表
- (1)審査方法
外部委員で構成する選定委員会による書類審査及びプレゼンテーション審査 - (2)結果公表
契約交渉の相手方決定後、すべての応募者に通知するとともに、産業創造課ホームページで公表します。
その他
応募提案にあたっては、大阪府公募型プロポーザル方式実施基準、大阪府公募型プロポーザル方式応募提案・見積心得、公募要領、仕様書等を熟読し遵守して下さい。