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2025年熱中症死亡例に関する統計
2025年(令和7年)5-9月大阪市内の熱中症死亡者に関する統計
【概要】
- 2025年5-9月に大阪府監察医事務所で取り扱った事例のうち、熱中症死亡者数は44人であった
- 高齢者、独居者が自宅内で熱中症を発症し、死亡する割合が高かった
- 自宅内発見・発症例の約8割はエアコンを使用していなかった
- 2025年の熱中症死亡者数は梅雨明け後すぐの6月下旬・7月上旬に急増し、8月上旬も多くみられた(8月上旬は、大阪市内で猛暑日が続き、熱中症警戒アラートの発表回数も特に多い時期であった)
- 熱中症死亡者の多くは、普段自立した生活を送っていた