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更新日:2024年8月2日

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「プレコンセプションケア」について

New お知らせ

  • プレコンセプションケア外来の情報を掲載しました。詳しくはプレコンセプションケア外来の項目をご覧ください。
  • 令和5年6月から、「カラダと性の相談室」をオープンしました。詳しくはカラダと性の相談室の項目をご覧ください。
  • OSAKA女性活躍推進 ドーンdeキラリ フェスティバル2024に出展します!
    ドーンセンターで開催される「OSAKA女性活躍推進 ドーンdeキラリ フェスティバル2024」において、プレコンセプションケアセミナーを実施します。【出展日:令和6年9月7日(土曜日)】

    イベントの詳細については、こちらをご確認ください。​

「プレコンセプションケア」とは?

「プレコンセプションケア」とは、成育基本法に基づく成育基本方針において「女性やカップルを対象として将来の妊娠のための健康管理を促す取組み」とされています。
WHO(世界保健機関)が「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと」と提唱し、国際的にも取組みが推奨されています。また、次世代を担う子どもの健康にもつながるとして近年注目されているヘルスケアです。

プレコンセプションケアは医療、保健、教育、福祉などの幅広い分野で連携を図りながら推進していくこととされており、大阪府では男女ともに将来の妊娠を考えながら自分のライフプランに適した心身の健康管理を行うことを支援するため、正しい知識や相談窓口等、様々な情報を発信していきます。

「プレコンセプションケア」の目的

プレコンセプションケアの目的は3つあります。

  • (1)若い世代の健康を増進し、より質の高い生活を実現してもらうこと
  • (2)若い世代の男女が将来、より健康になること
  • (3)(1)の実現によって、より健全な妊娠・出産のチャンスを増やし、次世代の子どもたちをより健康にすること

「プレコンセプションケア」は、近々妊娠したいと考えている女性だけでなく、女性の健康を支えるパートナーや家族にも知っていただきたいことです。

プレコンセプションケアを始めませんか

健康でいるための生活習慣

体重

適正体重を維持するよう心がけましょう。BMIで18.5以上25未満が適正体重と言われています。

BMI(体格指数とは):体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)の値。

食事

1日3食きちんと摂り、できるだけ栄養バランスが整うように心がけましょう。

運動

1週間あたりの運動量は150分ほどが目安です。運動不足の人は今よりも毎日10分長く歩くなど、身体活動量を少しでも増やしてみましょう。

睡眠

個人差や環境にもよりますが、理想的な睡眠時間は6時間から8時間といわれています。睡眠は生活習慣病をはじめとするさまざまな病気の予防につながります。

ストレス

過度なストレスは不安や抑うつの原因になります。ストレスを溜め込まないように、自分なりの発散方法を見つけておくことが大切です。

飲酒

節度ある適度な飲酒量を心掛けましょう。

アルコール|厚生労働省(mhlw.go.jp)(外部サイトへリンク)

喫煙

タバコはがん・心臓病をはじめたくさんの病気を引き起こします。また男女ともに不妊症のリスクが増加し、特に妊娠中の喫煙や受動喫煙は流産、早産、周産期死亡、低体重を引き起こす可能性があります。

性感染症の予防

感染症の原因となる病原体には男女にかかわらず不妊の原因になったり、将来の子どもの健康へ影響を及ぼす可能性があります。
正しい知識や予防法を身につけましょう。

妊娠・出産に関連する主な性感染症

項目

行動

備考

風しん 母子健康手帳でワクチン接種歴を確認し、未接種であればワクチンを受ける(2回接種が必要) 胎児への先天性風しん症候群を予防する。
梅毒 性行為ではコンドームを使用。気になる場合は、検査や治療をパートナーとともに受ける。 2013年以降男女とも梅毒の感染者が増加。
初期症状がわかりにくいので注意が必要。

性器クラミジア感染症

性行為ではコンドームを使用。気になる場合は、検査や治療をパートナーとともに受ける。 性感染症の中で最も感染者が多い。
感染が続くと不妊の原因になることがある。
ヒトパピローマウイルス(HPV) 女性は検診受診(HPV感染の有無)を確認する。性行為でコンドームを使用。

子宮頸がんの主原因は性感染症。
女性だけでなく男性も感染する。

「プレコンセプションケア・チェックシート」

自らの健康のためにできることから初めて、1つずつチェック項目を増やしていきましょう。

引用:国立成育医療研究センター「プレコンセプションケアセンター」(外部サイトへリンク)

NEW OSAKA女性活躍推進 ドーンdeキラリ フェスティバル2024への出展について

府民・企業向けプレコンセプションケアセミナー ~将来のための健康管理~
  • 日時:9月7日(土曜日)10時30分から11時30分
  • 内容:大阪府では、リスクのある妊娠や不妊の方が増加する中、自分らしい豊かな人生のために、ライフステージに応じた健康づくりを
      考える機会として、府民・企業向けにプレコンセプションケアのセミナーを開催します。
      プレコンセプションケアとは、男女ともに将来子どもを持つ可能性を考えながら、日々の生活や健康と向き合うものです。
      子どもを持つ選択をするかしないかに関わらず、選択肢を拡げるためには正しい知識が必要です。
      それぞれの立場から一緒に考えましょう。
  • 講師:大阪母子医療センター 母性内科 副部長 嶋田 真弓 医師
  • 定員:現地60名(WEBによる視聴は制限なし)
  • 参加方法:現地、WEB
     ※現地での参加をご希望の場合は、事前申込不要、先着順です。
     ※WEBでの参加をご希望の場合は、事前申込が必要です。【申込期間:令和6年8月1日 ~ 令和6年8月30日】
       申込はこちら(大阪府行政オンラインシステムへリンク) ※申込期間外は接続不可。
  • 参加費:無料(通信に係る費用は自己負担)
  • 協力企業:大塚製薬株式会社(情報提供及び商品提供あり)
  • 特典:1.会場来場者へはカロリーメイトゼリーのプレゼントあり!(お一人1個)
      2.来場・WEB視聴ともアスマイルのポイント対象!

       カロリーメイト   アスマイル
お問い合せは健康医療部保健医療室地域保健課母子グループ(06-6944-6711)へお願いします。

手引書

「いつか子どもがほしいと思っているあなたへ」を作成しました

皆さんに妊娠や不妊についての正しい情報を知っていただくため、啓発パンフレット「いつか子どもがほしいと思っているあなたへ」を、東京都の許諾を得て、大阪府・大阪市が発行しました。

是非、ご覧ください。

いつか子どもがほしいと思っているあなたえ表紙の画像

「いつか子どもがほしいと思っているあなたへ」パンフレットのダウンロード(PDF:3,791KB)

「カラダと性の相談室」をオープンしました

対面では相談しづらい性・生殖にまつわる悩みを気軽にチャットで相談できる「カラダと性の相談室」をおおさか性と健康の相談センターcaran-coron(カランコロン)にオープンしました。

カラダのことや性に関する相談について、専門相談員(助産師)が対応します。

相談日時

毎月第1から第4金曜日 16時00分から20時00分まで

(チャット相談専用システムを使用します)

詳しくはおおさか性と健康の相談センターcaran-coron(外部サイトへリンク)をご覧ください。

カラダと性の相談室のちらし

カラダと性の相談室のちらしダウンロード(PDF:505KB)

その他の相談窓口

プレコンセプションケア外来

現在や過去の病気等により、妊娠に不安がある方などを対象としたプレコンセプションケア外来を開設している府内の医療機関情報を掲載しています。

受診時間や予約方法など、詳しくは各医療機関のホームページをご確認ください。

関連サイト

支援者の方へ

乳幼児期の性に関する情報提供 保健師や親子に関する専門職のための手引き(外部サイトへリンク)

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