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平成26年度第6回大阪府戦略本部会議 議事概要【議題3】
議題3 「行財政改革推進プラン(案)」について
資料名 |
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資料3-1 「⾏財政改⾰推進プラン(案)」の概要 |
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資料3-2 「行財政改革推進プラン(案)」 |
※ 資料に基づいて財務部より説明
【植田副知事】
- 9月にも申し上げたが、これまでの行政計画と違い、経費縮減だけでなく、仕事の進め方自体をどうするかという視点を入れてもらっている。逆に、どれだけの成果が上がったか効果検証が難しい。PDCAサイクルの回し方を工夫してもらいたい。
- 議会との関係で、府政の基本的計画は議決対象になる。前回の構造改革プランで議決対象になったのはどの部分か。
【財務部】
- PDCAサイクルについては、重点政策のマネジメントシートを作成し、検証、見直し等を行っていきたい。個別事業についても、毎年度方向性を点検し、フォローアップしていく。
- 議会の議決については、前回の構造改革プランは基本的な考え方の部分を議決対象とし議論いただいた。今回は、昨日の議会運営委員会理事会で概要をご説明。今後、議会において取り扱いをご判断いただくこととなっている。
【小河副知事】
公民戦略連携デスクの設置は非常にいいこと。ただ、すでに現場では公民連携で動いている部局がある。現場の情報は知っておくべきだが、コントロールするのではなく、現場が動きやすいようにしてもらいたい。部局から情報提供し、デスクの機能が発揮されるよう、仕組みづくりを構築することが重要。
【財務部】
民間連携は、ネットワークが大切なので、各部局のネットワークと全庁的なネットワークをつなぎ、各部局のメリットが出るような形で進めていきたい。デスクが全体として各部局をバックアップする姿勢で臨んでいきたい。
【総務部長】
具体的な改革の取組みについて工程表が示されている。基本的には担当部局がマネジメントすることだが、全体の進捗管理については財務部で引き続きよろしくお願いする。
【政策企画部長】
各改革の取組みの実効性の担保は改革工程表で行っていくことでよいか。
【財務部】
基本的には工程表で進捗管理を行う。個別事業、出資法人、施設など個別の項目についても、毎年度、方向性を点検していく。また、重要な政策についてはマネジメントシートも導入。見直しの方向性などについても、把握していきたい。
【知事】
- 行財政改革について、大阪府はこれまで積極的に取り組んできた。引き続き、行財政改革による財源確保をめざしていく。
- 公民戦略連携デスクについては、民間の知恵を入れながら、民間に新たな事業を立ち上げていただくことがポイント。事業を立ち上げることで、大阪経済のパイが大きくなり、活性化にもつながる。
- ただし、民間は利益を求めて事業を立ち上げるので、応分の負担というものを民間の皆さんにも理解してもらえるように、デスクで議論してもらいたい。
- 給与制度の総合的な見直しについて、我々は4月から速やかに実施。国は大きな方向性を出しているにもかかわらず、すぐに実施しない。
- 他自治体や国と異なり、府はスピード感を持って進めている点をアピールしていく。府内市町村もけっして楽な状況ではない。府としても率先して身を削っている部分はどんどんアピールし、行革の取り組みを府内に広げていくのも府の役割。各自治体でも、こういうことをやったらどうかという声につながるように行財政改革推進プラン(案)を府民の皆さんにしっかりPRしてほしい。
【政策企画部長】
- 行財政改革推進プラン(案)については、これで了承することとする。
- 公民戦略連携デスクについて、民間、庁内含めた円滑な連携をよろしくお願いする。全体の進捗管理、効果検証についてもしっかり取り組んでいただきたい。プランの取組みがスピード感をもって実施されることとあわせて、各自治体に対する先導的な取組みとして府民にPRしていくこともよろしくお願いする。