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議題1「府政運営の基本方針2026(案)について」
| 資料名 | PDFファイル | その他のファイル |
|---|---|---|
| 資料「府政運営の基本方針2026(案)」 | 資料(PDF:652KB) | 資料(ワード:46KB) |
| 別紙「令和8年度 仮収支試算」 | 別紙(PDF:269KB) | 別紙(エクセル:23KB) |
【山口副知事】
- 私から三点。
- 一つめは、行政改革や財政再建をしていた時代から、状況がだいぶ変わってきて、政策創造の方で知恵を絞らなければならなくなってきている。
- 行政改革は、いかに効率的にやるかということで、職員の皆さんには相当、知恵を絞ってもらったが、万博後、どういう形で大阪を成長させるのか、府民のウェルビーイングをどう伸ばすのかということで、今まで以上に知恵を絞りながら、施策を練ってもらわなければならないと思う。
- これまでは、行政改革の名残で、予算要求をするとき、中身を見ることなく枠外になったらアウトにしていたが、これをすると、当初の段階でスクラップアンドビルドをきっちり決めなければならなくなる。基本は財政規律を守らなければならないので、スクラップすべきところはしないといけないが、しっかり財政議論と併せてやってもらいたい。そこには、政策企画部などが入った上で、部の予算をどう作っていくのかをしっかり考えてほしい。
- そういう意味では、要求書の段階で、総額を見てアウト、セーフとやられると非常にしんどいと思うので、やり方を工夫してもらいたい。
- 二つめは、政策企画部にお願いだが、今年の予算を見ても、同じような事業が複数の部から要求されている。どちらかに重点化するなど、もうちょっとやり方があったのではないかと思うので、各部局としっかり意見交換をしてもらって、施策を成り立たせてほしい。「府政運営の基本方針」を書いたら終わりということではなく、書いた以上はその責任を持って、部局調整をしっかりやってほしい。財政課は、作業に入るとどうしても各部局との調整が中心になり、横連携は政策企画部などがやらないとなかなかできないと思うので、ぜひお願いしたい。
- 三つめは、万博関連の人材が一部、11月1日に戻ってきたが、これから1月1日、4月1日と徐々に戻ってくる。副首都や万博後の成長など、いろいろな動きがあるので、どういう形でその人材を大事に活用していくのかというのは、戦略的に考えていただきたい。
【財務部長】
- 当部も長らく切る事に夢中になってきた。意外に切る事は簡単なんじゃないかと財政課に申している。
- 非効率的なところや問題を指摘して、つけないと判断することは比較的簡単だが、つけるべきところにつけるということは、非常に難しい議論を伴うということを実感しつつある。予算を措置することを味わったことがない職員が、初めてそういうことに思い切って挑戦していく節目の年かなと考えている。
- したがって、基本的には財政規律の堅持という事が根っこにあるので、政策予算についてはシーリングをかけているが、運営方針に則った事業や、方針に必ずしもぴったり当てはまらなくても、かねてから抑制的な予算措置の中、非常に問題が大きくなっている、あるいは厳しい状況にある事業については、別途、議論をしていくということで、あまり画一的でない形で創造的・建設的な議論をしていきたいと考えている。
【政策企画部長】
- 部局をまたいで同じような事業がある、というのはそうだと思うし、連携したら効果を発揮できるのではないか、という事業も多く見受けられる。そういう事業については、Beyond EXPO 2025や万博レガシー関連として、政策企画部も一緒になって対応させていただいているところ。
- 今後、総合調整、部局間調整、あるいは一緒になって考えるというようなスタンスを大事にしながら、財務部とも調整しつつ、予算編成に進んでいきたい。
【総務部長】
- 万博関連の人材について、180名ぐらい戻ってくることを想定している。欠員で各部局から引き抜いている部分もあるので、すべて新規事業にとはならないと思うが、Beyond EXPO 2025で示されたような新たな道筋の部分について、一定人員を配置できると思う。
- 今回一つの契機だと思うので、府庁全体の仕事のやり方のリストラクチャリングみたいなアプローチからも、各部局と十分に議論していきたい。
- ただ、これから次年度に向け、不透明な部分もあるので、そういう部分を見極めながら、各部局とも十分議論し、人員の配置作業を進めていきたい。
【山口副知事】
- 今年度後半から来年度は非常に重要な年になるし、いろんな動きが出てくると思うので、しっかりと対応しながら予算を組み立てていってもらいたい。
【知事】
- 万博の誘致から10年あまり、府の総力を挙げて万博に取り組んできた。職員の皆さんの頑張りもあり、成功裏に終えることができたと思う。
- 万博では、多くの人を笑顔にし、そして収支が黒字なだけではなく、大きな経済効果と最新技術の発信、それがまた次へのつながりとなるなど、非常に大きな成果を大阪、日本にもたらしたと思う。
- 令和8年度においては、この勢いを止めることなく、戦略的に押し上げていくことが重要で、なかでも、最大の目標である「副首都・大阪」の実現に向けて、力を尽くしてもらいたい。
- 高市総理も、所信表明演説で副首都の責務と機能に関する検討を急ぐと、国家の方針として明言されたが、副首都構想が国政課題として本格的に検討される。この機を逸することなく、府として必要な対応をしっかり進めてもらいたい。
- とりわけ、大阪の経済機能を高めていくこと、これが非常に重要。東京一極集中ではなく、ツインエンジンで日本を引っ張っていく、もう一つのエンジンになるんだ、という強い思いをもとに、大阪・関西の力を発揮できる、そういった経済機能を高めていくということをまず頭に入れてもらいたいと思う。
- そしてもう一つは、いざというときのバックアップ機能を充実させること。もちろん、子ども、未来への投資、ここも非常に重要だと思う。こういったことについて、府市一体で、また全庁一丸となって取り組んでもらいたい。
- 財政状況に関しては、非常に厳しい状況から一定脱却しつつあると思うが、財政規律を守りながら、投資すべき分野、取り組むべき分野に合わせて重点的に予算を配分していきたいと思うので、よろしくお願いする。
- また、こういった取組を進めていく上で重要なのは方向性と予算だが、もう一つはやはり人事。予算と人事が、組織の屋台骨だと思っている。職員が、生き生きと頑張っていけるような環境は非常に重要だと思う。人材確保は年々厳しさを増しているが、その中で、活力ある組織を作っていくため、様々な人事の条件や制度、組織のあり方についてしっかりと進めてもらいたい。また、副首都を進めていく上での人事のあり方ということもよく考えてもらいたいと思う。
- そして、府の職員、役所の職員は本当に真面目で一生懸命で、優秀な人も多い。だからこそ、ハラスメントがあると、一気にその力が発揮できなくなってしまうと思うので、十分、気をつけてもらいたい。また、研修等も含めて、しっかりとお願いしたい。
- 職員が働きやすい環境の整備をするとともに、大阪を良くするため、前に進めるためにやるという思い、これが、職員がさらに力を発揮できる場面にもつながってくると思う。大阪・関西が副首都として成長するための土台をしっかり作って、次代にもつなげていくんだということを、職員の皆さんと一丸となってしっかりとやっていきたい。ここにいるのは幹部メンバーなので、それを頭に入れて、それぞれマネジメントをお願いしたい。
【政策企画部長】
- ご審議いただいた「府政運営の基本方針2026(案)」については、これをもって決定する。
- また、当初予算が固まる来年2月頃に基本方針の確定を行う予定だが、基本的な考え方等に大きく変更がない場合については、個別決裁による意思決定をしたいと思う。