口腔と食育の関係

更新日:2015年5月22日

「よく噛む」ことの全身への影響

 よく噛むことは、単に食べ物を体に取り入れるためだけではなく、全身を活性化させるのにたいへん重要な働きをしているのです。この噛む効用について、財団法人 8020推進財団がわかりやすい標語を作っています。

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ライフステージに応じた食支援

幼児期・学齢期は食べ方を育てることが大切です

 よく噛むことは、顎や歯の成長に関わるとともに、味覚の発達、発音の向上、肥満の防止につながります。幼児期・学齢期では、歯の生え方に応じた固さの食べ物を与えることが大切です。しっかり噛むことにより、顎の骨や咀嚼筋(噛むために使う筋肉)の成長発達がもたらされ、永久歯の健全な歯列形成につながります。例えば、野菜などを軟らかく茹でたりするだけでなく、炒め物や生野菜のままだしてみたり、その他、金ぴらごぼうなど根野菜を使った料理や弾力のあるタコやイカなどの素材を取り入れると良いでしょう。

成人期・高齢期は食べ方で健康・活力を維持することが大切です

いつまでも、食べ物をおいしく食べて健康でいるためには、口周辺の機能もケアしていく必要があります。詳しくは、歯と口の健康づくりのためにを参考にしてください。

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パンフレット[分割版]はこちら [画像ファイル/172KB]


このページの作成所属
健康医療部 健康推進室健康づくり課 総務・歯科・栄養グループ

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