歯と口の健康づくりのためのQ&A

更新日:2015年5月22日

歯と口の健康づくりのためのQ&A

質 問

回 答

 

プラーク(歯垢)って何ですか?
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プラーク(歯垢)と食べかすは違います。プラークは、細菌が集まったもので、さまざまな病原菌が存在しています。これらが歯の病気を引き起こします。プラークは水に溶けない性質で、歯の表面にくっつき増殖していきます。このため、プラークの量をコントロールすること(プラークコントロール)が大切なのです。

 

子どもの歯科健診は何歳から受けたらいいでしょうか?

 

子どもの発育段階に応じて歯と口の健康づくりのために気をつけるべきことは変化します。歯が生えはじめたら、定期的に歯科健診を受け、お子様の状態に合ったアドバイスを受けるとよいでしょう。
フッ化物塗布*をする時期は?

 

乳歯が生えはじめたら、かかりつけ歯科医に相談してみてください。フッ素塗布は、定期的に受けることが効果的と考えられています。

*フッ化物は、フッ素化合物をいいます。フッ素化合物は、むし歯の原因菌の活動を抑える働きや、むし歯により小さな穴があき始めた歯の表面の修復作用、歯の質を強くするなどの効果があり、むし歯予防に有効な成分として注目されています。

 

歯磨きの時に歯ぐきから血が出ます。歯周病なのでしょうか?

 

単純に強く磨きすぎていることもあれば、歯周病になっている可能性もあります。歯周病とは、歯を支えている周囲の骨や歯ぐきに炎症が起こる病気のことで、口の細菌によって引き起こされます。
口臭で悩んでいます…

 

口臭の原因の一つに歯周病があります。歯周病が原因の場合、歯周病を治療していくことが、口臭の対策に効果的です。気になるようでしたら、まずは、かかりつけ歯科医に相談してみてください。

 

 
他の人より歯が黄色いような気がします。たばこやコーヒーが好きなせいでしょうか?

 

たばこやコーヒーに含まれる成分により、歯が着色することがあります。気になるようであれば、かかりつけ歯科医に相談してみてください。

 

特に異常がなくても歯医者さんに行ってもよいのですか?行くべきですか?

 

 

むし歯や歯周病は、初期段階での自覚症状はほとんどありません。症状がある程度進行して初めて自覚することが多いのです。そのため、自覚症状がなくても定期的に健診を受けることが、むし歯や歯周病の早期発見・早期治療につながります。

 

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このページの作成所属
健康医療部 健康推進室健康づくり課 総務・歯科・栄養グループ

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