里親制度に関する一問一答

更新日:2022年9月30日

里親についてのQ&A

Q1.里親になるにはどうしたらよいですか?

A1.お住まいの地域の里親支援機関または子ども家庭センター(児童相談所)までご相談下さい。面接や家庭訪問等による調査、里親登録にかかる研修や実習等を受けていただく必要があります。
大阪府社会福祉審議会里親審査部会の意見を聴取した上で、里親として適当と判断した方を里親として認定し、里親登録します。

 

Q2.里親になるのに、何か資格は必要ですか?

A2.特別な資格は必要ありません。子どもに対する深い愛情と、里親制度に関する正しい理解を持って育ててくださる方は、どなたでも里親になっていただけます。

 

Q3.どんな人が里親になっていますか?

A3.年齢や職業はさまざまです。それぞれのご家庭に応じたかたちで、里親活動をしていただいています。

 

Q4.単身でも里親になれますか?

A4.単身でも里親になれます。「単身である」ことだけで、「里親になれない」ということにはならず、子どもの養育が可能か、ということが判断基準になります。
(※養子縁組里親の場合は、ご夫婦での登録が必要です。)

 

Q5.夫婦共働きなのですが、里親になれますか?


A5.共働きで里親活動をされている方もおられます。保育施設を利用することもできます。ご家庭の状況に応じた、できる範囲での支援の方法をご検討ください。

 

Q6.自分の子どもがいても、里親になれますか?


A6.はぐくみホームの方など、ご自身の子どもがおられる方で、里親活動をされている方はたくさんおられます。
子どもさんの気持ちがとても大切ですので、里親になることについて、ご家族でよく話し合ってください。子どもの委託にあたっては、ご自身の子どもさんと委託児童との年齢差や性別などが考慮されます。

 

Q7.どのような子どもを養育したいか、希望は言えますか?


A7.ご希望はうかがいますが、里親家庭を必要とする子どもの性別や年齢と、受け入れ家庭のご事情や家族構成などを確認し、子ども家庭センターが、どのような子どもを委託するかを総合的に判断します。

 

Q8.いきなり長期間の里親活動をするのは不安があります。短期間など、期間の希望は言えますか?

A8. 子どもの委託見込み期間が短い子どももいます。短期間から始めていただくこともできます。

 

Q9.経済的に余裕がある家庭でなければ、里親にはなれませんか?

A9.特別に広い住居や財産は必要ありません。子どもを委託された場合は、里親手当(はぐくみホーム・専門里親のみ)が支給され、
食費や被服等に充てる一般生活費、学校等に支払う費用などの実費分、医療費の自己負担分も、公費で負担します。

 

Q10.里親になるために年齢制限はありますか?

A10.はぐくみホームに関しては、年齢制限はありません。健康診断書等で子どもの養育に支障がないことを確認させていただきます。
その上で、子どもの委託見込み期間と里親の年齢を踏まえて、子どもの委託が検討されます。養子縁組里親に関しては、子どもとの年齢差が考慮されます。

 

Q11.里親に登録すると、すぐに子どもさんが自宅に来ますか?

A11.里親登録後、里親家庭や委託する子どもの状況等を考慮し、子ども家庭センターが子どもを委託します。すぐに子どもを紹介されるときもあれば、時間がかかる場合もあります。

 

Q12.子どもを預かってから、困ったことは相談できますか?

A12.里親として安心して活動していただけるように、子どもの養育についての不安や相談、困りごとは、里親支援機関又は子ども家庭センターが相談に応じます。
(例:子どもとの関わり方を相談したい、子どもから実親について質問を受けたときにどのように答えればよいか など。)
電話や訪問によりお話をお聞きして、一緒に解決方法を考えます。また、地域の里親会による支援や交流活動もあります。

 

Q13.里親用の保険はありますか?

A13.里親さんと、里親家庭に委託される子どもさんが安心して生活できるよう、大阪府が里親賠償保険に加入しています。

 

Q14.週末だけなら活動できるのですが、何か方法はありますか?

A14.児童養護施設等で生活している子どもたちと、週末や夏休み等に家庭で一緒に過ごす「週末里親」という活動方法もあります。詳しくはこちらをご覧ください。

このページの作成所属
福祉部 子ども家庭局家庭支援課 育成グループ

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