認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が損傷を受けたり、働きが悪くなることで、認知機能が低下し、さまざまな生活のしづらさが現れる状態を指します。
認知症は、高齢者に多い症状ですが、年齢が若くても発症することがあり、65歳未満で発症した認知症を 「若年性認知症」 と言います。
若年性認知症は、40代や50代で発症することもあり、多くの方が社会か家庭で頼りにされる年代の発症になります。
ご本人だけでなく、ご家族の生活にも少なからず影響があるため、早期発見・早期対応が必要となります。
しかし、若い世代でも認知症を発症することがあるということが社会的に十分知られていないため、医療機関への受診や診断が遅れてしまったり、
必要とされる支援につながるまでに時間がかかったりするといった課題があると言われています。
詳しくはこちら・・・本人・家族のための若年性認知症支援ハンドブック【大阪府作成】 [PDFファイル/10.36MB]
若年性認知症について知る(認知症介護研究・研修大府センターホームページ)(外部サイトを別ウインドウで開きます)
出典:大阪府作成「本人・家族のための若年性認知症支援ハンドブック」
認知症は、発症初期には症状がほとんど目立たない場合もありますが、 気になる症状や心配な症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
まず、 「認知症かな?」と思ったら、地域のかかりつけ医へご相談ください。
受診先としては、「認知症疾患医療センター」や「もの忘れ外来」「認知症外来」「神経内科」「精神科」「脳外科」等の専門医療機関を
ご検討ください。
また併せて、若年性認知症支援の専門家である「若年性認知症支援コーディネーター」が設置されている若年性認知症の専門相談窓口等へ
ご相談ください。
認知症疾患医療センターは、認知症についての専門医療相談、認知症疾患における鑑別診断、行動・心理症状(BPSD)への対応についての
相談受付等を行う専門医療機関です。
詳しくはこちら・・・大阪府域の認知症疾患医療センター一覧(大阪府ホームページ)
若年性認知症支援コーディネーターは、高齢者とは異なる若年性認知症の人のニーズに合った関係機関やサービス担当者との「調整役」です。
若年性認知症支援の専門家である若年性認知症支援コーディネーターが、ご本人やご家族からのご相談に応じ、若年性認知症に関する説明や、
利用できる制度やサービス、若年性認知症のご本人やご家族の交流会に関するご案内等を行っています。
また、企業、地域包括支援センター、障害者就業・生活支援センター、医療機関等の支援機関からの相談についても、相互に連携し、必要な助言を
行います。
※大阪府では、本事業をNPO法人認知症の人とみんなのサポートセンター(外部サイトを別ウインドウで開きます)へ委託しています。
詳しくはこちら・・・若年性認知症支援コーディネーターちらし [PDFファイル/492KB]
連絡先: 06‐6977‐2051
毎週月曜日、火曜日、木曜日、金曜日(祝日、12月29日から1月3日を除く)
10時から17時まで(電話による受付は16時まで)
お住まいの地域にも、ご相談いただける窓口があります。まず、ご連絡ください。
詳しくはこちら・・・認知症に関する相談窓口(別ウインドウで開きます)
若年性認知症に関する電話相談窓口「若年性認知症コールセンター」が、愛知県にある認知症介護研究・研修大府センター(社会福祉法人仁至会)に設置されています。
詳しくはこちら・・・若年性認知症コールセンター(外部サイトを別ウインドウで開きます)
大阪府では、若年性認知症のご本人やご家族が利用できる支援制度やサービス等を掲載したハンドブックを作成しています。
また、支援者向けのハンドブックや企業等を対象としたリーフレットも作成しています。
○本人・家族のための若年性認知症支援ハンドブック
全体版: [PDFファイル/49.1MB]
項目別: 表紙 [PDFファイル/292KB]
1. 認知症ではないかと心配しています [PDFファイル/2.28MB]
2.仕事をどうしたらよいでしょうか [PDFファイル/3.22MB]
3.本人が家事や育児、介護をしなければならないのですが [PDFファイル/885KB]
4.どんな制度やサービスが利用できますか [PDFファイル/4.22MB]
5.本人や家族の交流会に参加したいのですが [PDFファイル/359KB]
6.進行をおくらせるためにはどのようなことができますか [PDFファイル/2.1MB]
7.将来のために [PDFファイル/5.33MB]
8.相談機関 [PDFファイル/7.96MB]
※ハンドブックの認知症疾患医療センターは、作成当時のものとなっています。
(現在の認知症疾患医療センターはこちら)
裏表紙 [PDFファイル/633KB]
○支援者向け若年性認知症支援ハンドブック
全体版: [PDFファイル/15.74MB]
項目別: 表紙 [PDFファイル/135KB]
1.まだ、診断を受けていない方を支援する場合 [PDFファイル/3.25MB]
2.診断を受けた後に 就労等の支援 [PDFファイル/5.03MB]
3.医療費、税金等の減免 [PDFファイル/655KB]
4.介護保険 [PDFファイル/754KB]
5. 障がい者福祉制度の利用 [PDFファイル/565KB]
6.当事者交流会、仲間作り [PDFファイル/1.46MB]
7.生活へのアドバイス [PDFファイル/1.89MB]
8.相談機関 [PDFファイル/1.6MB]
※ハンドブックの認知症疾患医療センターは、作成当時のものとなっています。
(現在の認知症疾患医療センターはこちら)
裏表紙 [PDFファイル/412KB]
○若年性認知症企業向けリーフレット [PDFファイル/571KB]
障がい年金(日本年金機構ホームページ)(外部サイトを別ウインドウで開きます)
成年後見制度(法務省ホームページ)(外部サイトを別ウインドウで開きます)
日常生活自立支援事業(大阪府社会福祉協議会ホームページ)(外部サイトを別ウインドウで開きます)
このページの作成所属
福祉部 高齢介護室介護支援課 認知症・医介連携グループ
ここまで本文です。