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新型コロナウイルス感染症が流行しています

手洗いなどの基本的な感染症対策をしっかりと行いましょう

報道提供日時

2024年08月02日

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内容

 令和6年第30週(7月22日から7月28日)の1週間に報告された大阪府内における新型コロナウイルス感染症の定点あたりの患者報告数は「14.66」でした。現在、昨年夏の大阪府におけるピーク時と同程度で流行しています。
 感染予防には、咳エチケット、手洗い(手指消毒)、換気が有効です。また、通院や高齢者施設を訪問するときなどは、できるだけマスクの着用をお願いします。
 症状がある場合は外出を控え、やむを得ず外出する場合は、人混みを避け、マスクを着用しましょう。
 発熱などの体調不良時に備えて、体温計や薬(常用している薬、解熱鎮痛剤等)、食料品などを日頃から用意しましょう。

※定点あたりの患者報告数とは
 定点医療機関からの1週間の総患者報告数を定点医療機関数で割った数のこと。
 定点医療機関とは、定点把握対象5類感染症(インフルエンザ等)の発生状況を地域的に把握するため、人口及び医療機関の分布等を勘案して選定した医療機関のこと。府内のインフルエンザ・COVID-19定点の定点医療機関数は約300。
 数値は速報性を重視しているため、その後の調査により公表数値に若干の変更が生じる可能性があります。

新型コロナウイルス感染症の流行状況グラフ

体調急変時の連絡先

  • 発熱等の症状があり、すぐに病院に行った方がいいか、すぐに救急車を呼ぶべきかなど判断に迷う場合は、「救急安心センターおおさか(#7119)」をご活用ください。
  • 夜間に、子どもの症状にどのように対処するべきか、病院を受診した方がいいかなど、判断に迷う場合は、「小児救急電話相談(#8000)」をご活用ください。
    また、併せて、子どもの急病時で困ったとき、緊急性を判断し、症状に応じた近くの医療機関(大阪府内)を地図に表示する「小児救急支援アプリ」もご活用ください。

【参考】外出自粛について

 令和5年5月8日以降、新型コロナウイルス感染症患者は、法律に基づく外出自粛は求められません。外出を控えるかどうかは、個人の判断に委ねられます。その際、以下の情報を参考にしてください。
 周囲の方や事業者におかれても、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。
 各医療機関や高齢者施設等においては、以下の情報を参考に、新型コロナウイルスに罹患した従事者の就業制限を考慮してください。なお、高齢者施設等については、重症化リスクを有する高齢者が多く生活することも考慮してください。

外出を控えることが推奨される期間

・特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことから、発症日を0日目(※1)として5日間は外出を控えること(※2)、
かつ、
・5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、痰や喉の痛みなどの症状が軽快して24時間程度が経過するまでは、外出を控え様子を見ることが推奨されます。症状が重い場合は、医師に相談してください。
(※1)無症状の場合は検体採取日を0日目とします。
(※2)こうした期間にやむを得ず外出する場合でも、症状がないことを確認し、マスク着用等を徹底してください。
 また、学校保健安全法施行規則においても、「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」を新型コロナウイルス感染症による出席停止期間としています。

周りの方への配慮

 10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等ハイリスク者と接触は控える等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。発症後10日を過ぎても咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、マスクの着用など咳エチケットを心がけましょう。


検査・病原体及び流行状況等に関するお問い合わせ:地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所 健康危機管理課
電話番号 06-6972-1321(代表)

部局

健康医療部

保健医療室感染症対策課

防疫グループ

ダイヤルイン番号

06-6944-9156

メールアドレス

kansenshotaisaku-g03@gbox.pref.osaka.lg.jp