トップページ > 報道発表資料検索 > 【2025年の最高値を更新!】新型コロナウイルス感染症の患者数が増加しています

印刷

ページID:115581

ここから本文です。

【2025年の最高値を更新!】新型コロナウイルス感染症の患者数が増加しています

手洗いなどの基本的な感染防止対策をしっかりと行いましょう

報道提供日時

2025年08月28日

14

00

内容

 新型コロナウイルス感染症の2025年第34週(8月18日から8月24日)の大阪府内における定点あたりの患者報告数が「5.90人」となり、2025年の最高値である第5週(1月27日~2月2日)の「4.30人」を超えました。また、6月中旬以降から増加傾向が続いており、感染が拡大しています。
 例年、夏場に流行がみられることから、手洗い(手指消毒)、咳エチケット、換気などの基本的な感染防止対策を心がけましょう。また、通院や高齢者施設を訪問するときなどは、できるだけマスクの着用をお願いします。

新型コロナウイルス感染症の報告状況
korona1

 <参考>
 大阪府内の新型コロナウイルス感染症のゲノム解析結果では、新たな変異株である「NB1.8.1」が全体の9割以上を占めており、全国的にも検出割合が増加しています。

大阪府内の新型コロナウイルス感染症のゲノム解析結果
オミクロン亜系統検出割合(2025年7月)

corona2

【体調急変時の連絡先】

  • 発熱等の症状があり、すぐに病院に行った方がいいか、すぐに救急車を呼ぶべきかなど判断に迷う場合は、「救急安心センターおおさか(#7119)」をご活用ください。
  • 夜間に、子どもの症状にどのように対処するべきか、病院を受診した方がいいかなど、判断に迷う場合は、「小児救急電話相談(#8000)」をご活用ください。
    また、併せて、子どもの急病時で困ったとき、緊急性を判断し、症状に応じた近くの医療機関(大阪府内)を地図に表示する「小児救急支援アプリ」もご活用ください。

【参考:外出自粛について】

 令和5年5月8日以降、新型コロナウイルス感染症患者は、法律に基づく外出自粛は求められません。外出を控えるかどうかは、個人の判断に委ねられます。その際、以下の情報を参考にしてください。
 周囲の方や事業者におかれても、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。
 各医療機関や高齢者施設等においては、以下の情報を参考に、新型コロナウイルスに罹患した従事者の就業制限を考慮してください。なお、高齢者施設等については、重症化リスクを有する高齢者が多く生活することも考慮してください。

①外出を控えることが推奨される期間

特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことから、発症日を0日目(※1)として5日間は外出を控えること(※2)、
かつ、
・5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、痰や喉の痛みなどの症状が軽快して24時間程度が経過するまでは、外出を控え様子を見ることが推奨されます。症状が重い場合は、医師に相談してください。
(※1)無症状の場合は検体採取日を0日目とします。
(※2)こうした期間にやむを得ず外出する場合でも、症状がないことを確認し、マスク着用等を徹底してください。
 また、学校保健安全法施行規則においても、「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」を新型コロナウイルス感染症による出席停止期間としています。

②周りの方への配慮

 10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等ハイリスク者と接触は控える等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。発症後10日を過ぎても咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、マスクの着用など咳エチケットを心がけましょう。
 また、帰省等で高齢者と会う場合や大人数で集まる場合は、感染予防を心掛け体調を整えるようにしましょう。


検査・病原体及び流行状況等に関するお問い合わせ:地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所 健康危機管理課
電話番号 06-6972-1321(代表)

部局

健康医療部

保健医療室医療・感染症対策課

感染症企画グループ

ダイヤルイン番号

06-6944-9156

メールアドレス

kansenshotaisaku-g03@gbox.pref.osaka.lg.jp