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更新日:2024年9月20日

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ポジティブ・アクション

ポジティブ・アクションとは

「ポジティブ・アクション」とは、固定的な性別による役割分担意識や過去の経緯から男女労働者の間に事実上生じている差があるとき、それを解消するための企業が行う自主的かつ積極的な取組みのことです。

単に女性だからという理由だけで女性を「優遇」するものではなく、これまでの慣行や固定的な性別の役割分担などが原因で、女性は男性よりも能力発揮しにくい環境におかれている場合に、こうした状況を是正するための取組みです。

たとえば、勤続年数が長い女性労働者が多数勤務しているにもかかわらず、管理職になっている女性が極めて少数であるというような場合に、「3年間で女性管理職20%増加」というような目標を掲げ、女性の管理職候補者を対象とする研修の実施、女性に対する昇進・昇格試験の受験奨励や昇進・昇格基準の明確化等の取組みを行っていくことが考えられます。

ポジティブ・アクションはなぜ必要か

女性の活躍推進協議会において、次のような必要性とその効果を提言しています。

女性労働者の労働意欲の向上

女性の活躍が周囲の男性に刺激を与え、結果的に生産性が向上

多様な人材による新しい価値の創造

幅広い高質の労働職の確保

外部評価(企業イメージ)の向上

女性の活躍推進協議会

平成13年度に厚生労働省に設置され、「ポジティブ・アクションのための提言」を作成するなど、ポジティブ・アクションの普及を支援する活動を進めています。

各都道府県労働局にも設置され、大阪府下では主要経営者団体(関西経営者協会、社団法人関西経済連合会、大阪商工会議所、社団法人関西経済同友会、大阪府中小企業団体中央会)と大阪労働局が連携し、大阪府下でのポジティブ・アクションを広く普及させていくための活動を行っています。

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