遺伝子組換え(組換えDNA技術応用)食品とは、他の生物から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、その性質を持たせたい植物などに組み込む技術(遺伝子組換え技術)を利用して作られた食品です。
現在、日本で流通している遺伝子組換え食品には、遺伝子組換え農作物とそれから作られた食品と遺伝子組換え微生物を利用して作られた食品添加物があります。
遺伝子組換え農作物については、品種ごとに、食品としての安全性は「食品安全基本法」及び「食品衛生法」と、我が国の野生動植物への影響は「カルタヘナ法」に基づいて、科学的に評価し、安全性が確認されたものだけが輸入、流通、生産される仕組みとなっています。
このようにして安全性が確認された遺伝子組換え農産物とその加工食品について、食品表示基準に基づき、表示ルールが定められています。
表示義務の対象となるのは、大豆、とうもろこし、ばれいしょ、菜種、綿実、アルファルファ、てん菜、パパイヤ及びからしなの9種類の農産物と、これを原材料とし、加工工程後も組み換えられたDNA又はこれによって生じたたんぱく質が検出できる加工食品33食品群及びステアリドン酸産生遺伝子組換え大豆及び高リシン遺伝子組換えとうもろこし並びにこれらを原材料として使用した加工食品(大豆油等)等です。
以下をご覧ください。
○通知本体(外部サイト)
目次
(加工食品) 1 義務表示事項 (11)遺伝子組換え食品に関する事項(p.17)
・分別生産流通管理について
・意図せざる混入について
・基準の遵守状況の監視について
・その他
○別添 遺伝子組換え食品表示関係(外部サイト)
目次
・別添 バルク輸送される北米産の非遺伝子組換え大豆及びデント種の非遺伝子組換えとうもろこしの分別生産流通管理の指針(p.1)
・別添 安全性審査済みの遺伝子組換え食品の検査方法(p.5)
別添 遺伝子組換え食品に関する事項(外部サイト)をご覧ください。
このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室食の安全推進課 食品表示グループ
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