令和3年度食品、添加物等の年末一斉取締りの実施結果

更新日:2022年2月18日

1.実施期間

令和3年12月1日(水曜日)から同月31日(金曜日)まで(閉庁日除く)

2.実施機関

各保健所、食品衛生広域監視センター、羽曳野食肉衛生検査所、中央卸売市場食品衛生検査所、食鳥検査センター

3.立ち入り監視指導結果

食中毒の原因施設となる可能性の高い施設や持ち帰り・宅配等を行う飲食店、ふぐを取扱う施設等を中心に立ち入り、食品の衛生的な取扱いや施設の衛生管理、食品表示法に基づく適正表示の徹底、「大阪府ふぐ処理登録者の規制に関する条例」の遵守等について監視指導を実施しました。
また、「HACCPに沿った衛生管理」の実施状況を確認し、不備のある施設に対しては改善のための指導及び助言を行いました。

(1)立ち入り件数

5,185件

(2)施設にかかる違反

違反施設数:71施設
違反件数:120件
≪内訳≫
食品衛生法違反:44件
食品衛生法施行規則違反:14件
大阪府食品衛生法施行条例違反:10件
大阪府ふぐ処理登録者の規制に関する条例(旧大阪府ふぐ処理業等の規制に関する条例)違反:16件
旧大阪府食品衛生法施行細則違反:36件

食品衛生法違反のうち1件において、施設に対し営業停止処分を行いました。
また、食品衛生法違反のうち36件がHACCPに沿った衛生管理の実施状況の不備でした。
これらの施設に対しては、各業界団体が作成した手引書等を配布し、改善のための指導を行いました。
その他の違反施設に対しては、口頭指導等により改善を図りました。

(3)食品にかかる違反

点検品目数:6,871品目
違反品目数:36品目
≪内訳≫
食品表示法で定める表示基準違反:衛生事項33件
品質事項14件
保健事項1件

食品表示基準の違反について、口頭指導等により改善を図りました。
なお、大阪府(政令指定都市、中核市を除く。)以外の行政機関が管轄する事業者については、関係行政機関に通知しました。

4.食品等に対する試験検査結果

≪食品衛生法に係る検査≫
検体数:274検体(国産品239検体、輸入品35検体)
検査項目:理化学検査(食品添加物、残留農薬等)、微生物検査(細菌規格等)
違反検体数:1検体

≪食品表示法に係る検査≫
検体数:96検体(国産品79検体、輸入品17検体)
検査項目:理化学検査(食品添加物等)
違反検体数:0検体

違反食品を販売した施設に対しては適切な指導を行い、また、加工所を管轄する関係行政機関に通知しました。

5.消費者等に対する啓発

広報誌やリーフレット、SNS、メールマガジン等を活用して食中毒予防等の啓発を行いました。

備考

今年度も令和2年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響により、事業を一部縮小して実施しました。

このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室食の安全推進課 監視指導グループ

ここまで本文です。


ホーム > くらし・住まい・まちづくり > くらし > 食品衛生監視指導と検査の情報 > 令和3年度食品、添加物等の年末一斉取締りの実施結果