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更新日:2023年12月8日

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将棋の聖地めざして 将棋名人決定戦とこども将棋教室

令和5年12月8日 生野銀座商店街振興組合 大阪市生野区

JR大阪環状線 寺田町駅から東へ約500mに位置する生野銀座商店街振興組合で、令和5年11月19日(日曜日)に「生野将棋名人決定戦2023」が行われました。この大会は、将棋を通じ地域に新たな交流の輪を作るべく、令和4年度大阪府商店街等モデル創出普及事業の一環として始まったもの。「将棋の聖地」をめざす同商店街のコミュニティーホール「どり~夢館」では、今年も熱戦が繰り広げられました。

大会は、子どもの部(小中学生)と大人の部、2つの部門に分けて行われ、今回、大人の部には計42名、子どもの部は12名がエントリー。大人の部は、生野区内5箇所で事前に予選大会が開催され、14人が決勝に駒を進めました(子どもの部は予選なし)。昨年に続く出場者も多く、約1年ぶりとなる再会を喜ぶ姿も見られたそうです。熱い対局を勝ち抜いた上位者には記念のメダルが贈呈されました。

令和4年の初大会のあと、「どり~夢館」では、地元の将棋指導員資格を持つ若者を講師に「生野こども将棋教室」がスタート。なんと、週3回開催され、現在まで続いているそうです。今年の大会は、そんな子どもたちにとって日ごろの成果を披露する場ともなりました。
同商店街で事務局員を務める森山恵子さんは、「参加者からは来年以降もぜひ継続して欲しいという嬉しいご意見をいただきました。大会も教室も長く続けていけたら」と意欲を見せています。

地域の輪の広まりは将棋以外にも波及しており、クリスマスイブの12月24日(日曜日)には「ありがとう 親子サンタパレード」も予定されています。サンタクロースに扮した子どもたちが地域の皆さんのもとを訪問しながら「ありがとう」を伝え、プレゼントを届けて回るという楽しいイベント。地元の特別養護老人ホームをスタートし、商店街周辺を練り歩きます。森山さんは、「子どもたちの姿が可愛く、ほっこり癒されるイベントになりますよ」と教えてくれました。寒い冬、心温まるクリスマスが商店街に訪れそうです。

 
(左側)生野将棋名人決定戦のチラシ
(右側)予選大会の様子

 

(左側)大人の部の決勝大会
(右側)子どもの部 決勝戦の様子


「ありがとう 親子サンタパレード」のチラシ

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