亜臨界水反応による廃棄物再資源化事業 |
株式会社レックスRF |
事業概要 | 亜臨界水反応を利用し、有機塩素系廃溶剤等を脱塩素化し、アルコール、有機酸、塩化ナトリウム、低級燃料油などを製造するほか、製造したメタノールと動植物性油脂製造時に発生する精製残渣等から、バイオディーゼル燃料を製造する。 | 対象廃棄物と処理能力 | 対象廃棄物:産業廃棄物(汚泥・廃油・廃酸・廃アルカリ・廃プラスチック類・木くず・動植物性残渣・家畜糞尿) 特別管理産業廃棄物(汚泥・廃油・廃酸・廃アルカリ) 処理能力:70トン/日(24時間) | リサイクル製品 | アルコール:工業用アルコールとして利用 塩化ナトリウム:苛性ソーダ原料 バイオディーゼル燃料:軽油代替燃料として利用 低級燃料油類:セメント工場・化学工場向け燃料 | フロー図 |  | 特徴 | 大阪府立大学において「水を反応場に用いる有機資源循環科学・工学」(「21世紀coeプログラム」(文部科学省)に採択)として研究が進められている新技術を用いた事業である。 水が亜臨界状態になると、加水分解能力や反応溶媒としての効果が大きくなり、有機物を分解したり、目的物質を抽出したりすることが可能になる。この特性を用いて、主に有機性廃棄物を対象に、アミノ酸や糖類、コラーゲンなどの有用物質を目的対象物として分離・分解し、回収することで高付加価値なリサイクルを実現することができる。 | 施設稼動時期 | 平成18年12月 | お問合せ先 | 株式会社レックスRF 堺SC工場(旧リマテック株式会社)
大阪府堺市西区築港新町4丁2-4 電話 072-280-0525 |
|
このページの作成所属
環境農林水産部 循環型社会推進室資源循環課 施設整備グループ