ここから本文です。
流域下水道管路施設における「全国特別重点調査」の実施について
1.国交省からの依頼(3月18日(水曜日))
埼玉県八潮市の道路陥没を受けて、国において有識者委員会が設置され、原因の究明は現時点ではなされていない中ではあるが、できる限り
「同種・同類の事故を未然に防ぎ、国民の安心・安全が得られるよう、下水道管路の全国特別重点調査を実施すべき」との提言がとりまとめられました。
大阪府では本提言を踏まえ、国からの要請を受け、流域下水道管路の全国特別重点調査を実施します。
2.下水道管路「全国特別重点調査」概要
1. 調査対象:府が管理する、口径2,000mm以上で、古い構造(1994年以前に設置)の流域下水道管路(3年以内に調査済の箇所を除く)
府内で調査対象となる下水道管路の延長:約100km
うち、優先実施箇所(曲線部や過去の調査で腐食が確認された箇所等):約70km
【北部下水】全国特別重点調査箇所図(PDF:4,847KB)
【東部下水】全国特別重点調査箇所図(PDF:4,146KB)
【南部下水】全国特別重点調査箇所図(PDF:4,194KB)
2. 調査期限:1年以内を目途に実施
⇒府における調査は、1年以内の期限に完了する見込み
3. 調査内容:下水道管内で、目視もしくはテレビカメラを用いて、管の腐食や破損の確認
調査結果を踏まえ、下水道管の強度試験や、管上部での空洞調査を追加で実施予定
4. 進捗状況:5月7日より調査を開始