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更新日:2025年6月16日

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冬山登山における注意について

冬山登山必見!!

南河内では、大阪府内において最も標高が高い地点を有する金剛山をはじめ、900mを超える山々が連なっており、その年の気候次第で12月中旬には積雪が見られることがあります。
また、厳寒期には樹氷ができるなど、冬季であっても登山者に人気なスポットとなっております。
しかし、積雪や路面凍結は転倒、転落等の事故リスクを高める可能性があり、登山前の準備を入念に行う必要があります。

本ページでは、南河内の山を対象とした冬山登山について、必要な準備物や注意事項をご紹介いたします。
※標高や気候、周辺の地形により登山時の対策は異なります。登山を検討する際は、目的の山における情報をご確認ください。

登山は常に危険が伴うスポーツです。入念な準備と注意を行うことが、金剛山系の美しい冬景色を楽しむ秘訣となります。

【心得その1】事前準備を怠らない

冬山登山は何より気温が低いこと、暗くなる時間が早いことに注意が必要です。
具体的には下記について準備が必要です。

必須となるもの

  • 登山靴(ハイカットのもの)
  • ヘッドライト(予備の電池も忘れずに)
  • 地図(アプリでもOK)
  • 計画書(どのルートをとおり、何時に下山を始めるかを事前に決めておく)
  • 軽アイゼン(登山用チェーンスパイクでもOK)
  • 肌着は速乾性のもの
  • アウター
  • 雨具(アウトドア用ではアウター兼用のものも!)
  • 手袋などの防寒具
    ※計画は15時には下山完了できること、体力に自信がない人にあわせることがポイントです。
    冬の林内では16時には暗闇となることがあります。

あると望ましいもの

  • ストック(トレッキングポール)
  • スパッツ(ゲーター)
  • お湯
  • モバイルバッテリー
  • 保温カイロ

金剛山頂気温12月2日正午0度

【心得その2】登山当日も油断しない

冬季に限ったものではありませんが、登山中の体調不良により自力で下山できなくなることが、年に数件報告されています。山頂は登山の目的であり目標地点ではありますが、下山までの折り返し地点でもあることを念頭に、下記について注意することが自身を守る上で大切になります。

  • 当日、体調に違和感がある場合は延期する
  • 登山中に体調に違和感が出た場合は休憩を挟み、無理せず引き返す
  • 息を上げない、汗のかかないペースで歩く(肌着が濡れると体温の低下につながります)
  • 積雪や凍結、疲労等によるスリップ、転倒事故に注意(特に下りで起こりやすい)
  • 子供や疲れた人とバラバラにならないよう、まとまって歩く
  • 可能であれば経験者の同行が望ましい

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