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南河内のため池(ため池の役割)
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ため池の役割(多面的機能)
ため池は、農地に用水を安定的に供給するという農業に欠かせない重要な役割を果たすとともに、豊かな生態系や水辺景観の保全、さらにはヒートアイランドの緩和、環境学習の場など、さまざまな役割を果たしています。
また、雨水がため池にいったんたまることで、下流の浸水被害を軽減したり、その水は防火用水としても利用できるなど、防災面からも府民生活に重要な役割を果たしています。

			農業用水の確保
			農業用水をためておきます。
			(写真は、粟ヶ池の水を使った富田林市立喜志小学校の田植え)

			防災利活用
			防火用水や大規模災害時の生活用水としての利用など。
			(写真は下印池(羽曳野市)の水を利用した消火訓練)

			洪水の調節
			降雨を一時的にためて、下流の洪水を和らげます。

			景観形成
			美しい水辺景観で我々を和ませてくれます。
			(写真は粟ヶ池(富田林市))

			交流
			地域協働によるため池環境づくりや維持管理活動は、
			地域の方々の交流の場になります。
			(狭山副池(大阪狭山市)での市民らによる芝張り)

			伝統文化継承
			雨乞いや水神まいりなど、ため池にまつわる伝統文化などが
			地域活動とともに後世に伝えられます。
			(千早赤阪村棚田での早乙女による田植)

			生態系保全
			水生昆虫、水鳥、魚類など生きものの生息の場になります。
			(山城新池(河南町)での生きもの調査)

			教育・健康・レクリエーション
			環境や地域学習活動、健康づくりやレクリエーションの場になります。
			(狭山副池(大阪狭山市)での生きもの調査)