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山火事に注意しましょう!
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山火事に注意しましょう!
冬場は空気が乾燥しますので、山火事が非常に発生しやすくなります。
山火事は延焼し拡大するスピードが早く、また、消火に必要な水が手に入りにくかったり、火災現場に徒歩で行かなくてはならなかったりすることが多いため、容易に消火することができません。
皆が協力して山火事を防ぎましょう。
山火事の発生が多い時期
冬から春にかけての時期は、空気が乾燥しているうえに、枯葉や枯れ枝が多く、下草も枯れていますので、山火事発生の危険性が非常に高くなります。さらに、季節風やフェーン現象が発生すると一層危険性が高まります。
一旦、山火事が発生すると容易に消火することができません。万が一、山火事が発生すると、貴重な森林を失うだけではなく、森林を元の状態に戻すために長い年月と多くの労力が必要となります。特に空気が乾いている日や風の強い日には、山でのたき火やたばこなどの火の取り扱いには十分な注意が必要です。
山火事の発生原因
山火事の原因は人の不注意から・・・
山火事の発生件数の構成割合をみますと、「たき火」が30.4%、「火入れ」が14.4%と続き、「放火(疑いを含む)」が10.4%、「たばこ」が7.1%、「火遊び」が4.1%、「マッチ・ライター」が2.1%となっています。
山火事の原因についてはここをクリックしてください(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)(林野庁の「山火事予防・山火事の直接的な原因にはどのようなものがあるの?」ページが開きます)。
山火事が発生するとどうなるの?
森林は、木材の供給だけではなく、水を貯めたり、水質を浄化したり、鳥や獣、昆虫などの生き物が生きる場所を提供したり、山崩れを防止したりして、私たちの暮らしに重要な役割を果たしています。
万が一、森林が喪失すると、保水能力が低下し、台風や集中豪雨などの大雨のときに土砂崩れなどの自然災害がおき易くなり、大きな被害が出る恐れがあります。
私たちの貴重な財産である森林は、すぐには元に戻りません。一度焼失すると元の状態に戻るのに長い年月と多くの労力を必要とします。
山火事を予防するには
山火事の原因の多くは、火の取り扱いの不注意から発生していますので、皆が森林がいかに大切かということを認識し、防火する意識を高めることが大切です。
そのために、次のことに注意しましょう。!
- 枯れ葉や枯草などがあり火災が起こりやすい場所ではたき火をしない。
- キャンプやピクニックに出かけた際には、使用した火の後始末をきちっとする。
- たばこの吸殻は投げ捨てせずにきちっと消す。できる限り、携帯用灰皿を使用する。
- 火遊びはしない。
- 火入れをするときには、市町村の許可を必ず受ける。
「大阪府民の森」では、園地内のキャンプ場とバーベキュー場以外での、たき火や炊さんは禁止されていますので注意してください。
貴重な森林を火事から守るため、皆さんのご協力をお願いします。