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アユの新細菌感染症について
アユの新細菌感染症(エドワジエラ・イクタルリ感染症)について
1 お知らせ
2008年(平成20年)2月15日、農林水産省 消費・安全局 畜水産安全管理課 水産安全室から、アユの新細菌感染症(エドワジエラ・イクタルリ感染症)について報道発表がありました。
エドワジエラ・イクタルリ感染症とは
- 「エドワジエラ・イクタルリ」という細菌が感染することにより発症します。
- 人体への影響はありません。アユのほかナマズなどに発症します。
【特徴】体は、全体的にきれいだが、肛門周辺、体表・ひれの根元に発赤があり、腹部がはれたり、眼球が突出したものもある。 - 2007年(平成19年)夏以降、国内の複数の河川のアユから確認されています。
2 大阪府の状況及び対応
- 現在まで、大阪府の河川においてこの感染症の発生は報告されていません。
- また大阪府内には、アユの養殖場は、ありません。
- 水産課では、大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センター、国(農林水産省、水産庁)及び関係都道府県と連携して、本疾病のまん延防止のため、保菌検査の実施や漁協等への指導を行います。
3 府民の皆様へ
河川で異常なアユやナマズ等を発見された方は、下記連絡先にご連絡ください。
また、異常なアユやナマズ等を河川に捨てないでください。
- 大阪府 水産課 企画・豊かな海づくり推進グループ 電話番号:06-6210-9612(直通)
- 地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センター 電話番号:072-833-2770
【参考】魚類防疫技術書「河川におけるアユのエドワジエラ・イクタルリ感染症」(公益社団法人日本水産資源保護協会、平成31年3月)(外部サイトへリンク)