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更新日:2025年6月12日

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賃上げ一時金調査 令和7年【春季賃上げ】(詳細分析報告)

令和7年春季賃上げ妥結状況(詳細分析報告)【同一の組合による対前年比較】

大阪府商工労働部雇用推進室労働環境課は、今年の府内労働組合の春季賃上げの妥結状況について、前年からの妥結額等の動きを詳細に把握するため、「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた同一の組合による対前年比較・分析を行いました。

【全体結果】

項目

令和7年

令和6年

対前年比

妥結額

16,056円

14,729円

1,327円増
(9.0%増)

賃上げ率

5.14%

4.83%

0.31ポイント増

【注】最終報(6月6日公表)の509組合(妥結額15,948円:賃上げ率5.11%)のうち今年、前年の妥結額が把握できた466組合による比較

【主な特徴点】

  • 妥結額、賃上げ率ともに前年を上回っている。
  • すべての企業規模で前年を上回っている。
  • 産業別では、製造業、非製造業ともに前年を上回っている。
    また、製造業では8割弱の業種で、非製造業では8割の業種でプラス傾向となっている。

調査対象及び集計方法

本調査は、5月26日までに「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた509組合のうち、前年の妥結額についても把握できた466組合について、対前年比較及び詳細な分析を行いました。

調査結果の詳細分析【集計組合数:466組合】

(1)妥結額の状況【添付資料の1ページ・表1参照】

本年調査では、妥結額16,056円(前年:14,729円)が、対前年比1,327円増・9.0%増となり、前年を上回る結果となりました。

(2)企業規模(従業員数)別の妥結状況【添付資料の2ページ・表2参照】

企業規模別の妥結額における対前年比較では、
「299人以下」が、対前年比722円増・6.6%増(令和7年:11,610円 令和6年:10,888円)
「300から999人」が、対前年比1,778円増・12.5%増(令和7年:16,042円  令和6年:14,264円)
「1,000人以上」が、対前年比1,303円増・8.6%増(令和7年:16,479円 令和6年:15,176円)
となりました。

(3)産業別の妥結状況【添付資料の4,5ページ・表4-(1),(2)参照】

産業別(大分類)における対前年比較では、製造業が18,271円(対前年比1,486円増、8.9%増)、非製造業が13,737円(対前年比1,161円増、9.2%増)となりました。
製造業では、19業種のうち15業種でプラス傾向となりました。
非製造業では、10業種のうち8業種がプラス傾向となりました。
 

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