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賃上げ一時金調査 令和7年【夏季一時金】(詳細分析報告)
令和7年夏季一時金妥結状況(詳細分析報告)【同一の組合による対前年比較】
【集計組合数:459組合(加重平均)】【調査時点:7月17日現在】
項目 |
令和7年 |
令和6年 |
対前年比 |
---|---|---|---|
妥結額 |
805,365円 |
772,716円 |
32,649円増 |
支給月数 |
2.48か月 |
2.41か月 |
0.07か月増 |
【注】最終報(7月29日公表)の526組合(妥結額786,665円:支給月数2.46か月)のうち今年、前年の妥結額が把握できた459組合による比較
調査結果の特徴点
- 妥結額、支給月数ともに前年を上回った。
- 企業規模別の妥結額は、「299人以下」「300から999人」「1,000人以上」の規模において前年を上回った。
- 産業別の妥結額は、製造業、非製造業ともに前年を上回った。
本調査の調査対象・集計方法
本調査では、今年の府内労働組合の夏季一時金の妥結状況について、前年からの妥結額等の動きを把握するため、令和7年7月17日までに「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた526組合のうち、前年の妥結額についても把握できた459組合(今年、前年の同一の組合)について、対前年比較及び詳細な分析を行いました。
調査結果の詳細分析【集計組合数:459組合】
(1)妥結額の状況
本年調査では、妥結額805,365円(前年:772,716円)と、対前年比32,649円増・0.07か月増で、前年を上回る結果となりました。
(2)企業規模(従業員数)別の妥結状況(添付資料の2ページ・表2参照)
企業規模別の妥結額における対前年比較では、
「299人以下」が、前年比15,870円増・2.6%増(令和7年:626,306円 令和6年:610,436円)、
「300から999人」が、前年比19,222円増・2.6%増(令和7年:749,590円 令和6年:730,368円)、
「1,000人以上」が、前年比37,415円増・4.7%増(令和7年:836,803円 令和6年:799,388円)となりました。
(3)産業別の妥結状況(添付資料の4,5ページ・表4-1、2参照)
産業別(大分類)における対前年比較では、製造業、非製造業ともに増加となりました。
製造業では、増減傾向(矢印)を記載した全業種17業種のうち14業種でプラス傾向となっており、全体として870,979円(前年:835,197円)と、35,782円増・4.3%増となりました。
非製造業では、増減傾向(矢印)を記載した全業種10業種のうち7業種でプラス傾向となっており、全体として732,735円(前年:703,553円)と、29,182円増・4.1%増となりました。
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